日曜日,
野球が雨で中止になったので
バッティングセンターに行きました
暫く打ち込んだ頃,
小学校低学年くらいの男の子と男性がやって来ました
お揃いのジャージだったので
「親子だな( ̄ー ̄)」と思いつつ,打ち込みを続けました
男の子も打ちはじめました
男性の姿はありませんでしたが,気にせず打ち込みました
ちょい休憩しようとイスに腰掛けてふと見渡すと,
男の子もイスに座っていました...肩を落としうつむきながら...
「あれ!?お父さんがいないなぁ(・∀・★)」と思いましたが、俺も仕上げの打ち込みにかかり,終わり頃,男の子がまた打ちはじめました
燃え尽きて靴ひもをほどき,「きょうはこれぐらいにしといてやる(`∀´)ノ彡」と自分に言って帰ろうと腰を上げた時,
再びひとりで座ってる男の子に気づき,
その子の前を通り過ぎてエントランスで見たのは
パチンコの実機ゲームに夢中な男性の姿でした
家族のかたち
親子の距離は
家族の数だけ千差万別でしょうが
また
俺の思い込み1oo%なのですが,
男の子は
イスに座ってその男性を待っていたし
その男性に自分が打っている姿を見てほしかったし,声をかけてほしかったし,
その男性に
そばにいてほしかったのだ
と思いました
同時に
一緒に来たであろうバッティングセンターで
息子を見守らず
息子に声をかけず
まるでシカトでパチンコをやり続けるような父親・男・人間には
「絶対になりたくない
なってはいけない」
と思うと同時に
その淋しげでうなだれて座っている男の子が
かわいそうでなりませんでした
車に乗ってバッティングセンターを後にしようとした時,
「彼(男の子)の母親が男の子を愛していますように
彼に友達がたくさんいますように」と
心の中で願いました
親は子供を選べませんが
「子供も親を選べない」
のです
