当時俺は九州のある街で大学生だった.
1月17日早朝、何故だかわからないが、目が覚めた。
そしてTVをつけると、高速道路が倒れ、神戸の街が、燃えていた。
友達が垂水区にいたからすぐ電話をするがつながらず、彼の実家に電話すると、『こっちにも連絡がない』とのことだった。
その日の午後に友達から電話がきて安心したのだが、彼の友達は崩れた家の下敷きになって亡くなったそうだ。
死者6千人強。
生きたくても生きられなかった、何も悪いことしてないのに死んでしまった人達。
昨日も生後18日の赤ちゃんが強盗に殺された。
他人のブログで、『死にたい・消えたい・狂ってる・依存症・ほっといて』等の書込みをみると、「生きたくても生きられなかった人がいることを考えてほしい」といつも思う。
みんな育った環境・境遇・人生が違うのだから、解決・打開策も人それぞれだろうが、せっかくブログを立ち上げているのだから、カッコつけず素直に話して、ゆっくりでいいから、前進してほしいと思うのだ。
決めつけだが、過去の『愛情の量』の多い・少ないが、苦しみの原因になっている人が多いと思う。
が、
ダメな大人にそれを求めても『ダメ』なので、自力で前を向いて、人を支えたり、人に支えてもらいながら、『生きて生きてほしい』のだ。
亡くなった人達にはそのチャンスさえ無いのだから。