我慢していたつもりはない
むしろ
抑制することを外して
氣がラクになった
と思っていた
ゴブちゃんは云う
それが無理してるってことさ
なんか物分かりのいい
ヒトデナシだよ
ふぅ〜ん
ヒトデナシとな?!
確かに
ヒトデナイ
かも
何処のホシから
来たかなんて
忘れちゃったからね
ほら
ヒトデナシって
解ってるんだよ
生まれ落ちた前のことは
まあ
そのうちイヤでも
解るさ
そんなこんなで
ゴブちゃんこと
自らのエゴと向き合う
数日が過ぎた
まだゴブちゃんは
課題を残してるような
素振りをみせる
面倒だからって
曖昧に途中て投げると
またまた
後からゴブちゃんは
やって来るんだ
最終的な
根源の解決が
済むまで
ゴブちゃんは
思考回路の隅の隅の隅に
棲みついてるんだ
厄介だけど
自分自身の一部だからね
誰かが代わって
解決してくれるものじゃない
昨日の雨が通り過ぎて
何か抜けたような
軽さがある
完全ではないが
糸口が観えつつある
出口あり
入口があるなら
出口もある
それが暗いトンネルでも
漆黒の闇でも
出口はある
ヒカリの粒子から
分離したのだから
いつかまた
ふたたび
同じヒカリへと
還るだけなんだ
太陽が昇る
ヒカリを放ちながら
道導として
輝き続ける
