蕎麦屋シリーズ:浜松naru | Kouのブログ

蕎麦屋シリーズ:浜松naru

蕎麦屋さん:手打ち蕎麦 naru
http://r.tabelog.com/shizuoka/A2202/A220201/22004011/

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店の前
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せいろ

いきなりの大当たりです(私の評価はA)。間違いなく浜松一でしょう。更級の翁系で、蕎麦粉はそれほどでないものの、そば切りは丁寧な仕事で見事!の一言。せいろ780円は求道系と言えるでしょう。わさびは、ちゃんと本わさびでした。そば湯もトロトロ系。器にも凝ってます。だしは辛めの鰹ベース。これだけ蕎麦が良ければ、使いすぎない方が吉。
※翁:蕎麦打ちの革命児、高橋邦弘さんらの蕎麦のスタイル。高橋さんは現代(モダン)の蕎麦に大きな影響を与えた人物です。
私は、本当においしい蕎麦に出会うまで、蕎麦食いの格言である「蕎麦はダシにちょっとだけつけて食べるもの」という意味が分かりませんでした。はっきり言って、できの悪い蕎麦はたっぷりつけた方がおいしい。蕎麦粉も水もすべてが良ければ、蕎麦自体が薫っていてほんのり甘く、ほんのちょっとのダシで楽しめます。というか、たっぷりつけたらダシに負けてしまって蕎麦自体の味がわからなくなります。だから、蕎麦をダシにどっぷりつけて食べる方はきっと素晴らしい出会いをしていないのだと思うのです。まぁ、その上でどっぷりが好きなら、それはそれでイイと思いますけど。

ここでは文章で書くしかありませんが、穀物の素朴な甘み・おいしさというのは体験するまでなかなか分からないものです。
よくできたフランスパンの小麦の薫りってわかります?
よく炊けたご飯の甘みとかは?
素晴らしい蕎麦をダシにたっぷりつけて食べるというのは、素晴らしくよく炊けたご飯を、そのまま食べずにチャーハンにしてしまう行為を想像すれば近いと思います。別にチャーハンにしてもいいんですけど、一度はご飯に感動してほしいですねー>若い人


3日間でいった他の店も若干紹介します。


カレー屋さん:ブータン
http://r.tabelog.com/shizuoka/A2202/A220201/22000819/
某チェーン店のカレー屋さんとは違い、優しい味のカレー屋さんです。
彦根で言うならスイスのご夫婦のような方が経営されています。
店は狭く汚い!?ですが、昔懐かしいレトロさがいいです。決してオシャレ系ではないです。こういう魅力も分かる年になったということですね。

洋食屋さん:キッチンTOM
http://r.tabelog.com/shizuoka/A2202/A220201/22000478/
はい、ここも店が小さい洋食屋さんです。最終日の昼を食べに行きました。
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店の前
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ランチ(チキンカツ&ハンバーグのセット)
素朴な味ですが、サラダにはちゃんとワインビネガー使ってまして洋食屋さんに来たって感じがしました。