蕎麦屋シリーズ:ふたば | Kouのブログ

蕎麦屋シリーズ:ふたば

二日続けて更新

Kouのブログ-名古屋
今日は東の方へ行ってきました。

私のブログの前身の掲示版のころから見ていただいている方は
よくご存じなのですが、私は蕎麦に凝ってます。
滋賀県内の主な店は大体行っていると思います。

あの頃は、写真付きでレポートはできなかったのですが、
アメブロでは写真が簡単につけられるので、昔の記事とかぶりますが、県内の店も追々紹介していこうと思います。

で、名古屋の話。事前に食べログでチェックして、名古屋市内No.1と呼び声も高い「ふたば」へ行ってきました。
食べログ:http://tabelog.com/
食べログのふたばの記事:http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230109/23006351/

食べログで点数3.84は自慢していいレベルです。

Kouのブログ-ふたば
ふたばの店の前。道に面していて表側には駐車場はない。
(裏通りの離れたところにに3台分のスペースあり)

昼の部は11:00開店で私が行ったのは11:03だったのに、店に入るとすでに先客が!
とりあえず、せいろ(もり とか ざるとか呼ばれる場合もあり)の二八と十割を注文。
 ※二八:蕎麦粉とつなぎ(小麦粉)を8:2に混ぜて打った蕎麦。つるつる口触りがよく食べやすい。
 ※十割:蕎麦粉のみで打った蕎麦。香りは高いが打ち手の技量によってボソボソになりやすい。
 ※コンビニ蕎麦や立ち食い蕎麦・スーパーの袋入りのゆで蕎麦などは小麦粉がほとんど=蕎麦じゃないです。

いやーこの店、接客レベルが高い!求道系でもないのにこのレベルは感心します。
 ※求道系:一枚1000円前後の蕎麦を出す、ひたすらストイックに蕎麦を追求している店
まず、でてくるのがヒヤ。氷も水もグラスも気を配っています。そして食事の後に出てくるのが濃い粉茶。そば湯の後にでてくることで、リフレッシュ効果あり。基本的に接客レベルの高いところは、伝票類がありません。店員さんはどのテーブルの客がどのくらいのペースで食事しているか、ちゃんと把握していますし、もちろん何を注文したかということも間違えません。食べるのが早いと見ると、さっと追加の皿をだしたりそば湯をだしたりしてきます。家族連れで団らんされている場合、食べるのが同時になるよう手順を変えて品だしされています。

さて、味の方は・・・二八はさすがです。けしてよい季節じゃないのに(そばの旬は11月頃。その頃の蕎麦は店を選べば本当においしいです)、香りも高く、実の保存状態にも気を配ってそう・・・。十割の方は、まあ並です。薬味は白ネギ、大根おろし、わさびでした。残念ながらわさびは本わさびではなかったです。しかし、この値段(せいろ450円)なら仕方がない。むしろ、この値段でここまでの蕎麦を出す方が驚異的です。つゆはカツオ出汁ベースで、それほど濃くはありません。そば湯はサラサラ系でした。あとこの店で特記すべきは、蕎麦前のメニューの充実ぶりです。そばがき・いたわさ・そばみそはもちろん、だし巻きまでちゃんとあります。これはもう一度こなければ・・・。

話が戻りますが、名古屋までいったのは決して蕎麦を食べにだけいったのではありません。
中日新聞本社で、とある会議に参加するためです。その会議の内容はここでは書きませんが、衝撃の内容でした。
うすうすは聞いていたんですが、いやはやすごいですね。
ということで、13:00から16:00までがっつり会議に参加し、バルドン楽器に顔をだして顔つなぎをしたあと、残りのメニューにチャレンジすべく、再び、ふたばへ・・・・

夜の部は18:00開店なのですが、18:00前に店の前に到着すると、すでに2組ほど並んでいました。すいていたら色々チャレンジしようと思っていたのですが、私が入った後もどんどん客がきて店が満席になったので、オーソドックスにいくことにしました。
ということで、だし巻きと、てんせいろ(天ぷらつきのざる蕎麦)を注文。接客はあいかわらず気持ちの良いレベルです。だし巻きは奇を衒っていませんが、これはありと思えるレベルでした。化調も使っていると思います。この店は求道系ではないので、そこは私はこだわっていません。というか、私は海原雄山ではないので、化調否定派ではありませんし・・・。どちらかというと樹 慶蔵ですね、私は。

Kouのブログ-てんもり
てんせいろ。天ぷらはもちろん揚げたて。ネタは価格相応です。

ということで私の総合ランクはA-を差し上げたいと思います。
 ※S:他と一線を画す店  A:すばらしい店  B:良い店  C:普通の店