吹奏楽を聞くのは疲れる!? | Kouのブログ

吹奏楽を聞くのは疲れる!?

私もこの業界長いですし、持ってるCDやDVDは数百枚、毎年かなりの新曲も聴きます。自分でも活動していますし、演奏会も趣味やお付き合いだけで毎年結構行きます。それでも・・・他の音楽ジャンルの曲にくらべ吹奏楽の曲は疲れる・・・といえるでしょう。なぜか?それは、Tuttiが多いのが吹奏楽の特徴だからだと思います。何で必要もないのにメロディーをTuttiで演奏させる曲が多いのかなぁ。

例えば、人間の歌声の場合。合唱は学校音楽や趣味としての社会音楽活動が中心であり、プロの合唱団というのは成立しにくいですよね(一部のジャンル(某少年合唱団とか(^^))を除く)。メロディ=歌なんですよ。ミュージカルやオペラなんかでも演出的に全員で歌って迫力を出したいとき以外は、基本ソロで歌います。

オーケストラでは例外として弦楽器はTuttiで演奏しますが、それは弦楽器を重ねても野暮ったくならないし、響きが広がるというメリットがあるからです。クラリネットを重ねて綺麗に聞こえさせるのは並大抵のことではありません。そのようなバンドに出会ったときは鳥肌ものです。

動画を一つ張っておきます。

曲はチック・コリアのスペイン。演奏者はニコ動でもおなじみTEST氏、これでもアマ(音大生)です。あ、できればヘッドホンで聴いてくださいね。もしくはモニタスピーカで。コードに裏打ちされたアドリブのすごさと、ど安定のリズム、なかなかですよ。

吹奏楽でなら、↓ニュー・サウンズ・イン・ブラス・フィーチャリング 須川展也の録音が秀逸です。
ニュー・サウンズ・イン・ブラス・フィーチャリング 須川展也

オリジナルは張りませんが、興味があったら探してみてください。
須川さんついでにトリヴェールのブエノスアイレスの夏も張っておきます。

アンサンブルだと吹奏楽よりはずいぶん聞きやすいんですけど、プロの録音は少ないんです。
これも"コンクール"の弊害の一つ。この件については、またいずれ。