本日は、文章理解について、私の試験の経験から思い出して感じたことを少し。
文章理解は大半の公務員試験において結構な得点源になるのではと考えています(特に文系の人)。
先ず現代文はセンター試験経験者、というよりも大半の大学では現代文が入試科目ですので解き方自体にはさほど苦労しないのではと感じています。ただ公務員試験においては他の問題も同時間内に解く必要があることから、現代文のみに時間をかけると数的や知識の点数を落とす可能性があります。また一つの問題の文章もあまり長くないことから、じっくり読むのではなくさっと読みつつも要点を理解するといった効率の良い解き方で挑む必要があります。
次に英語。苦手といった声が結構聞こえますね…。私は外語大だったのでそんなに苦労しませんでした、が英語に慣れていない、昔から苦手意識があるといった人には大変かと思います。この辺少し細かく。
まず苦手という人の特徴として、全部理解しようとする、といったことが挙げられます。一つ一つの単語を理解しようとして時間を食ってしまうなどが言えます。この解決策としては大まかに読むといった方法が有効です。意味が理解できる段落等から、その前後もそれに関連したことだろうといった感じで読み進めていけば時間も節約でき他の問題に着手できます(私も実際英語の問題では文章の5割程度しか理解していません)。
二つ目に考えられる特徴は、語彙力不足が挙げられます。これも結構多いのでは。この場合は単語を覚えるといった方法でも良いのですが、今の時期は数的系や専門科目のほうで時間を取られてしまってそれどころではない人のほうが多いでしょう。そうした場合には強調構文や助動詞などのみを覚えるといったことでも良いかと思います(例えば…Indeed;For instance;Therefore;Besides;Neverthless etc…)。このような単語の後には強調したいことや前文と反対のことなどがあげられていたりするので、その辺がキーワードになりうると考えておけば、少しは楽かもしれません。
なお国家公務員系の試験では文章理解が11問出題されますので、国家を狙う人は文章理解はおろそかにしないほうがよいかと。
ちょっと英語のことばかり長くなりましたのでこの辺で。