本試験において資料解釈のリスクは「時間」です。
資料解釈は十分に時間をかけて計算すればできますが、本試験では1問に10分もかけられません。
数的は時間がないと思った瞬間から正解率がガタ落ちします。資料解釈は、この状態の引き金になる可能性の高い科目です。資料解釈のポイントはどのようにして早く解くかにかかっています。
ですから、資料解釈の学習をただ解くだけではなく、本試験を意識して学習したほうがいいでしょう。
まず本試験における資料解釈の戦略は、
① 正解だと思う選択肢があったらそれでその問題は終わり次の問題にうつる。(時間があまったら確認しましょう。最初の選択肢で正解が出たら数的。判断の問題より早く終わります)
② 計算量の少ない選択肢から検討する。
③ 選択肢の検討は最高4つ。(計算が一番大変そうなものを残して、4つ検討し、4つが×ならば残り1つに○をつけて次へ行く)
④ 基準タイム(約5分)を設け、それをオーバーしたら次の問題へうつる。(タイムロスをなくするためです、時間があまったら検討しましょう)
ただし、学習段階では、全ての選択肢を検討する必要があります。
必ず、正誤判定の際に、解説を検討したうえで、
各選択肢をどのようにしたら早く切れたのか?
どの選択肢から攻めればよかったのか?
等どのようにしたら早く解けたかを考えておくことが重要です。
そして、資料解釈に必要な力は、表、グラフからの情報収集力と選択肢の検討力です。
表、グラフの情報収集力はある程度の慣れが必要でしょう。
ただ、苦手な方は。問題を全部とくのではなく選択肢から、必要なデータはこれとこれというふうに、データのピックアップするトレーニングを積んでみるのもいいでしょう。
選択肢の検討力は、これは学習すればどんどん力がつきます。
ポイントは、パターン化と計算を早く解くスキルです。
計算を早く解くスキルはあればあるほどどんどん速くとけます。
「川井太郎の公務員受験生応援ブログ」より
http://ameblo.jp/taro-kawai/
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