多分に主観が入りますが、都庁を例に考えてみたいと思います。
都庁は、採用予定者数453人、申込者数5312人、受験者数3023人、一次合格者数861、最終合格者数563人でした。
公表値の名目の倍率は、
名目の倍率=申込者数/採用予定者数=5312/453=11.7(倍)です。
通常の試験では約1/3は受けませんので、受験者数で考えると、
受験者数/採用予定者数=3023/453=6.67(倍)です。
さらに、受験者の中では対策不足や合格レベルに達していない受験生が約2/5(私の経験主観です)いると仮定します。
合格レベル受験者/採用予定者=1814/453=4.00(倍)です。
その上、都庁では合格者人数は募集人数の約1.2~1.3倍なので、合格者で考えた実質倍率は、合格レベル受験者/合格者数=1814/563=3.22(倍)
実質的な倍率は3.22倍となります。どうです意外と低いですよね・・・・
一次合格者で考えたら約2.1倍です。
でも、この2~3倍がきついのですが。
私の経験でも、しっかり勉強している学生の倍率は2~4倍のような実感があります。ただし、倍率がどうであれ受験して合格しなければならないのですから、倍率を気にしても仕方ありません。
倍率に一喜一憂するのではなく、しっかり地に足をつけて自分の勉強をしましょう
「川井太郎の公務員受験生応援ブログ」より
http://ameblo.jp/taro-kawai/