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CSR研究会

サイバーエージェントのCSRについて考える会になります。


こんばんわ、CSR研究会の福本です。


昨年末から活動が始まったCSR研究会。
自分から志願して参加させてもらったとはいえ、
日々の業務とは違った脳ミソを使わなければいけないので
はじめは苦労しました。
私のように脳ミソが小さければなおさら(苦笑)


しかし、日々意識してCSRやCSVについての情報を集めるようになり
自分なりに少しづつ理解を深めることができてるいると感じています。


今日は、自分なりに理解しつつあることを整理し、
はじめてご覧になる方にも興味を持ってもらえるように
わかりやすくまとめてみたいと思います。


さて、、、


まずはCSR。



企業の規模が大きくなるにつれて、
売上も増え取引企業も社員も増え、その社員の家族も増え、、、

企業が成長していくと共にステークホルダー増えることで、
必然的に大きな「責任」が生じます。

そのステークホルダーと共に今後も
成長していくために企業として何をなしていくか。
まさにこれが「CSR」です。


先のブログでもありましたがCyberAgentでは
既にCSRと定義しうる取り組みをいくつもしてきました。

しかしながら、
CSR自体を社として定義ていなかったので
意義ある取り組みも社会に対して
レポートできていなかったのが現実です。
こういったことをなくす意味でも
CSRの定義付けは重要だと思います。


CyberAgentのCSR活動の行動指針として
どういった価値観で行動するのか。
そして、それをステークホルダーへしっかりと
レポート(報告)することが重要です。


市場に対して一定の影響力を有する
会社規模であるからこそ
気を引き締めて「責任」を果たす
CyberAgentらしいCSRを定義していきたいと思います。




続いてCSV。


CSVとは、「共通価値の創造」
「社会課題の解決と企業の利益、競争力向上を両立させ、
社会と企業の両方に価値を生み出す取組み」・・・。

なにやら難しそうな言葉ですが。


個人的には『トヨタのプリウス』と考えるとわかりやすいと思います。


1997年、世界的に大気汚染による地球温暖化が問題となり
その対策として京都議定書が議決されました。
その同じ年に発売されたのが初代プリウスです。


当時若かった私は、

「プリウスなんてダッセ~」と思ったものです。


しかし、技術の発展による低コスト化、
2009年のエコカー減税などの後押しもあり
いつの間にか『エコカー=プリウス』になっていました。
今では、ハイブリッドをキーワードにした
「トヨタウン」という取り組みのTVCMも多く流されています。


そして気づいたら私もプリウスを買い、
父親もプリウスを買っていたという現実。(笑)
しかも本当にいい車だと思います。



かくしてトヨタはプリウスで新しい市場を創り、
それを勝ち取りました。



これがまさに「CSV」


社会的課題(地球温暖化)を解決する
ために自社の強み(技術)を活かし、
新たな市場を創り、そこで勝つことで
社会的課題も解決し企業価値をも上げる。


という取り組みです。




このCSR研究会ではCSVへのアプローチも議論されています。
上記で書いたように、CSVはまさに「挑戦」
ここでもCyberAgentらしさをもって定義づけされると思います。




まとめますと、、




■CSR
企業としてステークホルダーに対して「責任」を持ち、共に成長していけるように取り組むこと。

■CSV
「挑戦」していくことで新しい市場を創り企業の社会的価値、企業価値も同時に向上するように取り組むこと。



いかがでしょうか? わかりやすくまとめられていたでしょうかw?



21世紀を代表する会社を創るうえでCSR・CSVは本当に重要になると思います。





皆様、CSR研究会にご期待ください!