こんにちは、月曜担当の出口です。
先日大学のキャリアセンターで
『就活の壁~大学生のための就職活動応援BOOK』という、
赤い表紙のフリーペーパー?を手に入れました。
今日はその中の記事の一つ、
アメリカ人学生と日本人学生を対比した記事から考えたことについて書きたいと思います。
その記事は筆者がアメリカの大学でのキャリアセンターでアメリカ人学生と日本人留学生の両方に接して気づいたことに関する記事でした。
そこでは
「そろそろ就活に本腰を入れたほうがいい時期」にいる両者が、
就活をどう受け止めているかということを比べています。
まず、アメリカ人学生は
「最近になって志望先を考え始めました。いくつか興味を持てそうな業界もわかってきたので、調べていこうと思うんです。いよいよ就活ですね。」と答えます。
そして、これがタイトルに上げた「足し算の思考」で「これから出会う情報や経験を楽しみにできる」思考だと筆者は述べています。
一方、日本人学生は
「就職活動の時期を迎えたというのに、興味あるところが少しある程度。自己分析も業種や職種研究も、まったく進んでいないんです。」と答えます。
これは「引き算の思考」。「多くの出会いを期待するよりも、できるだけ情報や機会を少なくし、その中で効率よく必要な作業をこなしてしまおうという気持ちに傾く」思考だと述べられています。
そして最後に、これまで私自身が「将来どういうところに就職したいの?」と聞かれた時の答えが方こんな感じです。
(まだ私は「就活に本腰を」という時期ではありませんが)
⇒
「色々な業界を調べたり、ちょっと見学に行ったりはしてみたものの、
まだ行きたい業界が絞れていないんですよね。早い内にしっかり絞り込んで就活に取り組みたいです云々・・・。」!!!!
初めて記事を読んだ時は、「日本人学生」と自分のあまりの重なり振りに可笑しささえ感じてしまいました。
ですがその後、これまでずっとそういう答え方をしていた自分が情けなく、もったいないことをしてきたという気持ちに襲われましたし、自分ではそうと気づか無いうちに「引き算の思考」に陥り、それを堂々と口に出していたことを残念に思いました。
この記事で重要なのは、記事の中で「プラス思考・マイナス思考」ではなく、
「足し算の思考・引き算の思考」と書いている所だと私は考えています。
『「今までやってきたことに続くもの」に思いを馳せることができれば、『次には何ができるか』を考えればいい。」と筆者は述べていますが、このような考え方を言い表すのはやはり「プラス思考」よりも「足し算の思考」の方がしっくりくると思います。
皆さんも知らず知らずの内に「引き算の思考」を始めてしまってはいませんか?
ハッと気づけたあなたは幸運です。
今日から
「足し算の思考」で、
「これから出会う情報や経験を楽しみ」に就活に向かっていきましょう。
「就活を楽しんで!」これは先日の講演会で講演された4回生の言葉です。
それでは、あでぃおす
大学生キャリアサポート
法学部2回 出口
