中国第一歩
初めて降り立つ異国の大地。期待で胸膨らむ第一声は・・・・「臭い!」だった。
映像でしか見たことのない上海は無味無臭だった。
しかし現実とは酷なものだ。五感のすべてにリアルがつきつけられる。
税関と言うにはあまりにも貧相なゲートを抜けると、つたない日本語を操る人相の悪い男が声を張り上げている。
どうやらホテルの勧誘らしいが、その言葉があまりにも資本主 義社会でいうサービス業とはかけ離れた態度。
そこに並ばないと泊めてやらないぞ!と暴言とも思える言葉に日本の感覚が抜けきれないぼくは憤りを感じホテルを自分で探す事を決意!バスを乗り継ぎ辿り着いたのは4元(当時160円くらい)のボロホテル。
大部屋に蚊帳のつられたベットが置かれているだけの簡素な部屋。
エネルギーを使い過ぎたぼくは倒れるようにベッドへ誘われた。
計画の無い日々がここから幕を開ける。
本日学んだこと。
百聞は一見に如かず。 一見は一経験にしかず。