幸せだったのに | あなたの愛 足りてますか? 横浜・心理セラピストのブログ

幸せだったのに

横浜のNLPトレーナー
&リュッシャー・カラー・サイコアナリスト・マスターティーチャー&催眠療法士 &TAトレーナー
平林千秋です。


ご無沙汰しておりました。久しぶりのお休みです。

ケーブルTVに入ったら映画専門チャンネルが増えたので、家にいるときは何かしらの映画が映ってます。じっくり観る時間がないのが残念ですがドクロ

先日「K-PAX 光の旅人」という映画をやってました。精神科医役のジェフ・ブリッジス、個人的に外見がタイプですラブラブ

色んな解釈ができる内容ですが、問題提起が詰まった映画でしたよ。2002年公開だからネタバレしても大丈夫かな。

精神科医マークの元に、「自分は惑星 K-PAX からやってきた異星人だ」というプロートという男性が送られてきます。身元は不明。病気だとされて入院させられます。

彼の言動から「本当に異星人なのかも」とマークや周囲の人たちは思い始めます。宇宙科学の専門家でしか知りえない情報を知っていたり。まぁ本当に専門家にしか分からないのかどうかは当人たちの申告なので、単に傲慢になってるかもですが(笑)

この異星人、入院患者たちと極々自然に交流し、患者たちの心をほどいていくのです。

ある患者に3つの指令を与えて、
「3つ目の指令を完了したら治るよ」なんて話で、その男性がやる気を起こして希望を持ったり。

2つ目の指令というのが、脅迫観念で何でも怖がってビクビクしている患者の首を絞めろというもの。

絞められた男性は、本当の「死」に直面することで、ビクビク暮らすことがバカバカしくなり、長年の脅迫観念から開放されます。

そのときのマークとプロートの対話が面白かったんですよね。

「彼、もう治ったでしょ?」というプロートに、マークが言います。
「君は患者だ。治すのは患者ではなく医者だ。」

プロートの一撃
「だったら早く治せ!」

うっひょ~。これ、実話じゃないのが残念!(笑)

近々 K-PAXに帰る、誰かひとりだけ一緒に連れて行ってあげるというプロートの話に、患者たちは自分が選ばれるかも知れないと期待でいっぱい。それぞれにアピールしたり、患者同士の会話や交流も活気を帯びて、どんどん雰囲気が変わっていきますよ。

これも、実話じゃないのが残念。

プロートは本当に異星人なのか? どっち側に受け取るかによって、物語の最後の意味も変わります。

精神科医のマークは、この真相を突き止めようと催眠療法を試みます。そうそう、アメリカでは催眠療法を使う精神科医がいるんですよね。

私の大好きな、前世療法のブライアン・ワイス博士もそうです。

異星人としてのプロートは、見方によっちゃ幸せな人でした。豊富な知識を持ち、自信にあふれ毅然としていて、他の人々とも温かい交流ができていました。

けれども、催眠によって呼び出した彼の中にある「記録」によって、プロートは廃人のような状態になってしまいます。

「記録」の中の別人から、異星人プロートが抜け出て自分の星に帰っちゃったのか。
あるいは、元々異星人じゃなく、辛い過去から乖離するためにプロートになっていたのか。

いずれにせよ、精神科医マークは、プロートが上手く機能していることよりも、彼の過去に執着してしまったようでありました。

長い目で見れば、過去とちゃんと向き合って、真に回復することが必要だという解釈もあり。

幸せだった人をわざわざ過去に引き戻す必要があるのかという解釈もあり。

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