コミュニケーション 2
私自身も鬱に陥っていたときは 拒食症だったので
体の様子は実体験として感じることができます
中学生だったこともありますから
親の保護の下 思春期の子供としての生活も感じることができます
そんな経験を重ね合わせて見えてきたもの
少女になりきって感じてみます
病院に連れて来られるくらいですから 恐らく随分以前から
食事については 口やかましく言われ続けてきたことでしょう
親にやかましく言われれば言われるほど 反抗したくなる年頃
何もかもが鬱陶しい
実際 拒食症のときって食べなきゃいけないとわかってはいても
手が出ない 口に入れられない 入れてものどを通らない
言われれば言われるほど 益々欲しくなくなる
それなのに
今度は栄養士という専門家が栄養についてのレクチャー?
初めて会ったのに えらそうに言ったって 私の何が分かるの?
栄養がどうのこうの言ったって
食べられないんだからしょうがないじゃん
なんだか そんな心のつぶやきが聞こえるような気がしました
もちろん 私の想像の域を出ないものですが
それほど大きく外れてはいないんじゃないかな
さて 多分こんな心情でレクチャーを聞かなきゃいけない少女
どうやってアプローチする?
まず 私だったら・・・
食事についての話はNG ですね
耳にタコ
聞きたくないことを延々語っても 何にも届かないから時間のムダ
それよりも 少女が何に興味を持っているのか
中学生の自分に戻って 興味津々でアプローチするでしょう
少しでも何か反応があれば そこにどんどん乗っかって
更に興味を持ってアプローチ
興味を持つ振りをするだけでは すぐにばれて逆効果
あー この大人ウソくせー ってね
コミュニケーションの細かいスキルについては
ここでは割愛します
栄養指導という目的を果たすためには
まず聞いてくれる状態を作らなければ意味がありません
相手が心を閉ざしている状態では それは難しいけど
でも不可能じゃありません
でもねー 話を聞く限り
まず 中学生で拒食症ってのが そもそもの問題
だって 食欲旺盛でいくらでも食べられる時期でしょう?
恐らく 親子関係の問題で間違いないでしょう
そんな親が無理やり病院に連れてきたところで
治療が上手くいくはずがない
栄養がどうのと言う前に
元々の問題を解決しなきゃ 少女は元気になれないでしょうね
もちろん 栄養士の彼女の仕事ではありません
責任感が強くて 人情味溢れる彼女には 辛い仕事になるかも