「いかに欲をコントロールできるか」
不器用な人はこれが出来ない。
かくいう私もその人ではあるのだけれど。
自分が欲深い人間だと知りながら、それを隠し通そうとする人を、私は「もったいない人」だと思う。
自分の欲が誰かを傷つけるのではないか…
自分の欲を見せたら周りから誰もいなくなってしまうのではないか…
自分の欲は取りに足らないもので、二の次でも大丈夫だ…
自分の欲を頼りに生きても良いものだろうか…
このような悩みは、自信のなさからやってくる。
それと同時に「自分」という存在を見つめようとせず、ただ日々を過ごすことで考えることを拒否しているとも思う。
「自信を持つには、自分を好きになりなさい」というのはよく聞く話ではあるものの、そう簡単に好きになんてなれるはずがない。
「好きになる方法」を知らないのだから。
「好きになる」というのはあまりにも漠然としてるし、抽象的で叙情的だと思う。
もう少し具体性を持たせるのであれば、
「自分に従いなさい」
と言う方が良いのではないだろうか。
というのも、「もったいない人」は本質的に「自分」を追求する力が弱いのである。
「こうしたい」と思っても、それらしい理由を付けては、「自分」から逃げようとする。
そうすると、行きたい方向とは別の方向に逸れてしまう。
「何やってんだろう、自分」と思った時には、もうチャンスを逃してしまっている。
そういう人を見ると本当に「もったいない」と思ってしまう。
折角一度きりの人生なのだから、今一度「自分が本当は何を大事にしたくて、何を求めているのか」を考えて欲しい。
仕事なのか、家庭なのか、友人なのか、趣味なのか。
また、どういう仕事をしたくて、どういう家庭を築きたくて、どういう友人関係を育みたくて、何の趣味を続けたいのか。
それを考えるのが難しいのであれば、どんなに些細なことでも良い。
例えば、「コンビニに行きたいから行く」でも良いし、「テレビが見たいから見る」でも良い。
ただそれも「本当にしたいこと」なのかを考えて欲しい。
例えば、「現実逃避には小旅行が良いらしい!」というありきたりな伝聞は、あくまでも伝聞であり、自分の欲ではないのだから。
何かに追われていると、つい自分を見失いがちになる。
そうならないためにも、「自分に従う」時間を作って欲しい。
心がけていくだけで、冒頭に書いた「欲のコントロール」は成されるはずだから。
【2016.6.15】
「良い人」と言われる人は甘えん坊