サイコの恐怖 | 横からはみだしてますZ

サイコの恐怖

みんな~、怖い話していい~?

今日はねぇ、サイコ系。

世の中にこの手の話って結構あるんですけど、そのサイコの身内などに配慮して表沙汰になる事はあまり無いんですよね。

この話もそんな感じですが、一歩間違えば犠牲者が出て大ニュースになるところだったんですよ。

事の始まりは学校での事。

ある日私は職員室に呼び出されたんですよ。

で、いきなり生活指導の先生とひと気の無い中庭で話をしようと連れ出されたんです。

自分に思い当たる事は無い。

しばらく何の差し障りの無い会話をして時間が過ぎる。

怒られるような事・・・強いて言うならゲーセンに行って遊んだくらいなモノでそれだってデパートの地下のなんちゃってゲーセンだから怒られるものでもないし。

不思議に思っていると、その先生が言うんです。
横からはみだしてます。

『憧れみたいな気持ちは分かるけどあまり強引なのは良くないし、』

は?

『▼▼先生も困っていらっしゃるからな・・・』

は?

『付き合ってくれって迫ったそうじゃないか?』

何の事でしょうか?

『言ってない?』

はい。

私、生まれてこのかた初恋の同級生にもコクった事ありません。

『本当に?』

はい。

『▼▼先生はお前にそう言われたって俺に相談してきたぞ。』

好きでも無い人に告白はしません。

『そうなのか。』

そうです。

『わかった。この事は他の生徒に言うなよ。後は先生が何とかするから。』

と、この話はこれで終わったんですね。

それから二週間程度、その▼▼先生は学校に姿を見せなかったんですがある時顔を合わせましてね。

部活動中に体育館と校舎の隙間50センチくらいの幅の所に挟まってこちらを向いてじっと立ってるの。
横からはみだしてます。

女優の市原悦子さんに似た面差しの三十代の先生が挟まった状態でこちらを見てるんですよ。

あんまりにも異様な光景に怖がった生徒が他の先生に知らせに行ってその先生を連れて行ったんですが、どうも精神を病んで通院中だったらしいんですよ。

自分が襲われてしまうみたいな空想を口にしていたらしいんですね。

で、その話には後日談がありまして、校舎に挟まっていた時に持っていた鞄の中に包丁がふた降り入っていたようでしてね。

本人が何に使うつもりだったのかは分かりませんが、あの時の何を考えているのか分からない顔。

もしかすると大惨事になっていて、私もこの世に居なくなっていたかも知れません。

私、本当にその先生とまともに話した事なんて無いんですよ。

理不尽は突然襲い掛かってきます。

皆様も十分ご注意くださいませ。