こんにちは。
チームビルディングパートナーの真哉です。
昨日は、宮越大樹さんによる、
アドラー心理学に基づくコミュニケーション
についての講演に参加してきました。
アドラーと言えば、『嫌われる勇気』 という
書籍が出版されたことで一躍有名になり、
ついこないだはドラマもやっていましたね。
日本での発行部数からすると、日本人の
100人に1人(これすごいですね)が
手にした書籍となるので、読んだことの
ある人も多いのではないでしょうか
当時、私も流行に乗っかって読んでいた
のですが、改めて勉強してきました。
いざ会場に入ると、以下の言葉が書いて
ありました。
1、信じていることが人生をつくる
2、自分が人生の主人公である
3、原因ではなく目的を考える
4.幸せとは、皆に居場所と出番が
あること
5、もう一人の自分と理解し合う
6、ただコミュニケーションをとれば
解決する
7、不完全であることを受け入れ、
今やれることをやる
これだけ見ても、
「あぁ…」
と思うところがいくつもあるのですが、
今回はアドラーの教えとしてこの7つに
ついて語られていました。
3時間の講演だったので、このブログで
全部は書き切れないのですが、今日は
その中でおもしろかった内容を紹介します。
※宮越氏の超訳となっているため、アドラーに詳しい方で
これは違うというようなことがありましてもご了承ください。
「嫌われる勇気」の中に、
いくら自分が正しいと思えた場合で
あっても、それを理由に相手を非難
しないようにしましょう。
ここは多くの人が陥る、対人関係の
罠です。
という一節があります。
私たちは、自分の見えている世界や
考えが全てと感じてしまいがちです。
「自分なんかダメな人間だ」
「あの人は嫌な人だ」
「あいつは全然わかっていない」
つい主観で物事を捉えてしまいます。
しかし、これはある一点についての
自分の考えでしかありません。
「自分なんかダメだ」
と思い込んでいる人は、自分がそう
思っているだけで、全ての人にそう
言われた訳ではありません。
「あいつは全然わかっていない」
と思う人は、その「あいつ」の全てを
知って理解している訳でもありません。
人はなぜか、その一点だけを見て、
全部がわかったような気になって
しまっていがちです。
アドラーは、
考えに正しいとか正しくないという
ことはなく、ただ見ているところや
見え方が違うだけ
と言っています。
世界には74億人の人がいます。
(2017/9/4 17:00現在)
これだけの人がいれば、同じ状況で
あっても、それをプラスに考える人も
いれば、さらに悩んでいる人もいる
かもしれません。
簡単にその問題をクリアする人も
いれば、その問題をさらに大きな
問題にしてしまう人もいます。
その違いは何か?
それは、
考え方 の違いです。
人が2人以上集まれば、
意見の対立は必ず生まれます。
しかし、それは考え方や見方の違いで
あって、そもそも見ているところが違う
ので、そこで揉めても仕方がない話。
それぞれの見えている点を理解し、
そういった側面もあることを知った上で
どうしていくかを考えればいいだけ。
そして、どんな考え方にも正しい
という考え方がないということは、
考え方次第で幸せにもなれるし、
不幸せににもなるということ。
何かに悩んだり、迷ったりして
苦しんでいるときは、
自分を苦しめている
考え方がある
状態。
74億人もの考え方があれば、
自分の思い込んでいるその常識は、
誰かの非常識でもあったりします。
まずは自分の主観にとらわれず、
もっといろんな視点からその事態を
見ることができれば、悩みの捉え方
も変わってきます。
身近な人との中での意見の違いを、
いまより楽しめそうだと感じた1日に
なりました。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございますm(_ _)m
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