
宮崎先生と中村知事の対談
平成25年5月19日(日)午後から、中村時広知事が主宰する志高塾が松山国際ホテル南館で開催され、西予市議会議員7名で出席した。
講師は、共働学舎新得農場を経営する宮嶋望先生で、社会的にハンデを持った人たちが作るチーズで、その品質が世界一となり、モンドセレクションでも金賞を取るなどDVとか引きこもりや親のいない子どもなどを輝かせる活動で有名な方だった。
共働学舎については恥ずかしながらこれまで知らなかったのであるが、講演を聴いてねむの木学園のようなイメージを持った。
塾では、冒頭中村知事が挨拶に立った。
中村知事は、GWを思い起こし、次のように語った。
GW中は、愛媛の良さを捜そうと野村の朝霧湖マラソンに出場、20kmほど走った後、牛乳をぐっと飲み干した。大洲では、臥竜山荘や富見須山のツツジなどを見た。さらに、後半は西明石山を登り、銅山越えなどからアケボノツツジなどを見ながらハイキングした。大阪など関西地域では愛媛の山が有名でツアーなども出ており、灯台もと暗しという印象を持った。
宮島望の講演は、要約すると
・本物を作らなければならないということで、ヨーロッパで認められたさくらというチーズ作りをしている。morinoroman
・共働学舎 共に働き共に生きる
太陽のエネルギーでどのように生き物が生きていくか
森の生態学 森がどうやってできていくか
ということを考えている。
・心を閉ざした子供は、動物と接することにより心を開くかもしれない
・新得町 新得共同学舎
約73名 約96ha 半数はハンデを抱えた人たちがチーズを作る
さくら ラクレット(世界のナチュラルチーズ)など、世界の品質に手が届いた
ヨーロッパで金賞をとると日本で売れやすい
・マザーテレサと出会った。
日本の子供たちの心が一番病んでいる、と言われてハッとした
外国の貧困とか危険なところで働くことが大切なのではない
・自閉症、引きこもり、LDホームレス、DVなど社会が解決できない問題を持つ人が来る学舎にしたい
・ソーシャル・ファーム イタリア バザーリア医師が精神病棟を開放
マディソンモデル アメリカ PTSDの若者を街の中でケアをする仕組みを作る
・本物を作らなければならないということで、ヨーロッパで認められたさくらというチーズ作りをしている。morinoroman
・共働学舎 共に働き共に生きる
太陽のエネルギーでどのように生き物が生きていくか
森の生態学 森がどうやってできていくか
ということを考えている。
・心を閉ざした子供は、動物と接することにより心を開くかもしれない
・新得町 新得共同学舎
約73名 約96ha 半数はハンデを抱えた人たちがチーズを作る
さくら ラクレット(世界のナチュラルチーズ)など、世界の品質に手が届いた
ヨーロッパで金賞をとると日本で売れやすい
・マザーテレサと出会った。
日本の子供たちの心が一番病んでいる、と言われてハッとした
外国の貧困とか危険なところで働くことが大切なのではない
・自閉症、引きこもり、LDホームレス、DVなど社会が解決できない問題を持つ人が来る学舎にしたい
・ソーシャル・ファーム イタリア バザーリア医師が精神病棟を開放
マディソンモデル アメリカ PTSDの若者を街の中でケアをする仕組みを作る
というような話しだった。
感想も付け加えると、
エネルギーの流れにより、牧畜などが地域にどう適するのか、鉄や「白」がつく山が一つのエネルギーが高いと言われるラインにある話など大局的な話(思想のように感じた)もあった。チーズの生産と関係があるようだが、ちょっと朝日や夕日の話は?というかこじつけのような印象もあった。
しかし、実際に体験しそれをじっくりと考えている人が話をするのだから、まんざら当てすっぽでもなく、微生物の観点から考えると、そのような地球磁気やエネルギーラインのことなども影響があるのかな、と思った。
まあ、そのような話からチーズの味が決まるのだと言われるのだが、それは参考にしておこう!
まあ、そのような話からチーズの味が決まるのだと言われるのだが、それは参考にしておこう!
炭と微生物の力がどれくらいあるのか未知数であるが、バイオの力を侮るなかれ、品質の高いものはそれを制覇する人が作っていくのだろう。
最後に、宮崎先生と中村知事の対談があった。
中村知事が感じたことは、
・ジャンルが広い。マザーテレサの話が強烈だった。
・どうやったら人が能力を発揮してくれるのかなあ、といつも考えている。しかし、それはあまり言わないこと。骨太の鉛筆で下絵を描くこと。みんなが色を付けて絵を完成させていく。それが、氏にとっては農場なのだ。だから、土地にあった絵を描くことが大切で、それが間違ってなかったら素晴らしい結果が出ると思う。
・グーグルの例 社員自身が自分でお金を使って考えろ。そして、企画をさせる。それが大事。自分が選んだテーマであり仕事ならでこそ、そこから目標ができて成功する。
・市内の真ん中にと殺場があったので、そこを授産場にしようとしたら署名運動まで起こってなかなか困難だった。世間の眼がそのようにさせたのだが、その理解を深めて実現したら次第に市民も溶け込み、社会の中で一つの役割を果たしている。そのような理解が社会の中では大切なのだ。
・炭 蠅のいない牛舎が実現した
・エネルギーライン 太陽の話---熟成の話(柑橘)にも関係するかもしれない。
来月の講師は、元ヤクルト監督の古田敦也氏、再来月は丹下都市計画事務所の丹下社長に決まったので、志向塾も終盤に向かって楽しみである。