サイクルショップカンザキ阪急千里山店です。
今日はピナレロの21年式ニューモデル PARIS DISKが入荷しましたので紹介します。
PINARELLO(ピナレロ) PARIS DISK 105MIX完成車[2021]
定価:372,900円(税込) → お問い合わせ下さい
今回入荷したのはこのグレースチールカラーの490サイズ(170cm前後)になります。
その他にこのブルースチールカラーの515サイズ(173cm前後)の店頭在庫もございます。
メーカー在庫はグレースチールカラーの490と515サイズ以外のカラー、サイズの在庫がない状態になっております。
店頭には在庫がございませんが、グレースチールカラーの515サイズも4/14現在ご用意可能です。
デザインはこんな感じ。
ダウンチューブの形状が特徴的です。
PARISの特徴はショートリーチハイスタックで楽なポジションを作りやすいところです。
純粋なレーシングモデルとはコンセプト的にちょっと違うと思いますが、フレームの形状はかなりエアロを意識しています。
ピナレロ的には「すべてのサイクリストにライドの楽しみを届ける新しいエアロロード」とのこと。
ワイヤーはフル内装ではなく従来の内装スタイルになります。
コンポは油圧ディスクブレーキの105。クランクのみRS510です。
コンセプト的に乗り味の想像が難しいPARIS DISK。
以前試乗会をやったときに試乗したことがあります。
完成車と同じパーツ構成で試乗しました。
一言でいうと「楽な姿勢で乗れるレーシングモデル」といった印象でした。
「普通」のフレームと感じた現行のPRINCE DISKと比較すると、PARIS DISKは若干クセのある仕上がり。
フレームの末端の硬さとBB周りの剛性感を感じる第一印象でした。BB周りの剛性に関してはPRINCEを凌駕していると感じます。
ヘッド周りの剛性感やフレームの一枚板感といった高剛性なフレームの特徴は感じず、特に足に反発が返ってくる感じもしなかったので、硬いフレームと感じるか否かは人によると思います。
PRINCE(のアルテグラ完成車)に比べると重量感を感じるものの、踏むとよく反応して進んでくれます。
多少PRINCEに比べると重心が低く、安定志向な感じはしましたが、極端な安定志向ではありません。
振動吸収性もPRINCEとどっこいどっこいで、大差は感じませんでした。一般的には乗り心地は良い部類に入ると思います。
ですが、極上の乗り心地!といった感じではないので単純な振動吸収性の高さを求めるのであれば他のフレームの方が良いと思います。
楽な姿勢で乗れてフレームの反応性がよい、乗っていて楽しいフレームです。
個人的には完成車から多少パーツを軽量化してやれば全然レースで使っても不満なく使えそうだなと思いました。
フル内装ではないので整備性が良く、ポジションの自由度も高いです。
入門用のアルミフレームからの乗り換えやディスクブレーキへの乗り換えをご検討中の方、もちろん初めての一台としてもおすすめです。
フレームのポテンシャルは高いのでちょっとずつパーツをカスタムしていくとさらに性能を引き出せます。
店頭ではグレースチールカラーの490サイズとブルースチールカラーの515サイズを展示中です。サイズ合わせもお任せください!
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