まったり解説シリーズ

今回は珍しくクロスバイクをご紹介いたします。

 

先月から配給が始まったジオスのミストラルディスクが当店にも入ってきましたのでご紹介いたします。

パーツ構成等を書いた記事は山ほどあると思うので今回はディスクブレーキについて書きたいと思います。

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ミストラルディスクにはミストラルディスクハイドロリック(油圧ディスクブレーキ搭載)とミストラルディスクメカニカル(機械式ディスクブレーキ搭載)の2種類が存在しますが、そもそも油圧ディスクブレーキと機械式ディスクブレーキってなに?という方もいらっしゃると思うので解説します。

 

 

油圧ディスクブレーキはディスクを油圧のブレーキキャリパーのブレーキパッドで挟んでやることでブレーキとする方式です。

メリットはブレーキの引きがワイヤー式と比較して軽いこと、デメリットは導入コストが高いこととメンテナンスが難しいことになります。

 

 

機械式ディスクブレーキはディスクをブレーキキャリパーのブレーキパッドで挟んでやることまでは一緒なのですが、ブレーキパッドを押し出すための方法がワイヤーで引く方式になります。

メリットは導入コストが安いこととメンテナンスが楽なこと、デメリットはブレーキの引きが油圧に比べて重いことになります。

 

機械式ディスクブレーキはあまりコストがかけられないエントリークラスのロードバイクに使われることが多いです。

 

メンテナンスを自転車屋に任せる場合はコスト以外の点においては、あえて機械式ディスクブレーキを使うメリットはないように思います。

購入コストを下げたいのならvブレーキの通常のミストラルで十分ですし、実際使ってみてvブレーキの制動力が足らないと感じることは街中では皆無です。

 

 

さてミストラルディスクハイドロリックの話に戻りましょう。

 

ハイドロリックにはアレックスリムのホイールを履く仕様とシマノのホイールを履く仕様があります。

アレックスリムの方は定価64,900円、シマノの方は定価72,600円になります。

シマノのホイールの方がアレックスリムのホイールに比べて良いものになっているのですが、大差はないだろうと当店は踏んでいます。

基本店頭に在庫として入荷する分はコストパフォーマンスを重視してアレックスリム仕様の方を入荷するようにしています。

 

ちなみにメカニカルの方は定価61,600円になります。

 

せっかくディスクブレーキの車体に乗るわけなので油圧のハイドロリックを当店としてはおすすめします。

先ほど述べたように圧倒的なブレーキレバーの軽さとメカニカルとの価格差が少ないことが決め手です。

 

ロードバイクの場合になりますが、機械式ディスクブレーキの車体に乗ろうと思えば大体8万円くらいから乗ることができますが、油圧ディスクブレーキの車体に乗ろうと思うと油圧ディスクブレーキを引けるSTIがティアグラ以上にしか用意されないため最低でもティアグラが搭載されたバイクに乗ることになり、15万円くらいはかかります。

 

もちろん別途工賃やパーツ代がかかりますが機械式ディスクブレーキを油圧ディスクブレーキにすることもまたその逆にすることも可能ですが、ティアグラ未満のコンポで機械式ディスクブレーキを使っている方が油圧ディスクブレーキに交換しようとするとコンポを載せ替えする必要があり工賃込みだと8万円以上の費用が掛かります。

 

ティアグラ以上のコンポを使っている場合でもコンポの中でもかなり高いパーツであるSTIを交換することになるのもあって工賃込みで3.5万円くらいはかかります。(フレームのワイヤーの通しやすさで工賃が変わってきます)

 

もしくはワイヤーで引ける特殊な油圧ディスクキャリパーに交換になります。

 

要約するとたったプラス1万円やそこらで油圧ディスクブレーキがついている車体に乗れるのはクロスバイクに使われるMTB用の油圧ディスクブレーキのパーツが安いからこそであってこの機会を逃すわけにはいきません。

 

ちなみにクロスバイクの機械式ディスクブレーキを油圧ディスクに変えようと思うと2万円以下で変えることができます。

 

とりあえず機械式ディスクブレーキに乗ってみてあとで油圧ディスクに変えるというのも選択肢としてはアリです。(それでも最初から油圧にした方がコスパが高いと思いますが)

 

 

ミストラルディスクになって従来のミストラルから変わった点を紹介します。

 

当然ブレーキの方式が変わったのでブレーキ周りは変わっています。

コンポはリア8速のままです。

フォークがベンドフォークからストレートフォークに変わった点が一番大きな変化です。

あとは標準でついてくるタイヤが28cから32cになったことと銀色のハンドル周りの部品とシートポストが黒色に変わったくらいでしょう。

 

ディスク化によってフレームとフォークの剛性が上がっているはずですがそこまで問題にするような車種ではないでしょう。

従来のミストラルが剛性不足だと思う人はほとんどいないと思います。

 

 

ミストラルディスクのライバル車種は当店で取り扱いのあるメーカーのなかではコーダーブルームのRAILDISCになると思います。

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個人的にミストラルディスクよりRAILDISC派なのは秘密

単品で購入すると5000円相当のスタンドとライトとベルが車体に付属するためお買い得なモデルです。

 

他にはフジのRAIZDISC。

こちらは個性的なカラーが魅力です。

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いかがだったでしょうか?当店はミストラルシリーズに関してはかなり力を入れておりましてお買い得です。

他のジオスのバイクにも良作が多いのでご検討下さい。

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