「GOSICK」 桜庭一樹 角川文庫
『前世期初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。極東の島国から留学した九城一弥は、聖マルグリット学園の図書館塔で奇妙な美少女、・ヴィクトリカと出会った。彼女の頭脳は学園の難事件を次々解決してゆくが、ある日ヴィクトリカと一弥は豪華客船に招待され、そこで本物の殺人事件に遭遇してしまう。やがて彼ら自身に危機が迫ったとき、ヴィクトリカは―!?直木賞作家が贈る、キュートでダークなミステリ・シリーズ。』
「GOSICK Ⅱ」 桜庭一樹
『〈“灰色狼の末裔”に告ぐ。近く夏至祭り。我らは子孫を歓迎する〉不思議なその広告を見たヴィクトリカは夜、学園を抜けだし山間部の小さな村にやってきた。時が止まったようなこの地で、またもや起こった惨劇。それは、かつて彼女の母・コルデリカが巻き込まれた事件と呼称するかのように続いてゆく。そして、最後にヴィクトリカが見抜いた真実とは…!?直木賞作家がおくるダーク・ミステリ待望の第2巻東城!!』
「GOSICK Ⅲ」 桜庭一樹
『〈青い薔薇〉を買ってきてちょうだい―故郷にいる姉の頼みで、首都ゾヴレムに出かけてきた一弥は、巨大高級デパート〈ジャンタン〉で、不気味な体験をした。街に流れる“人間消失”の噂、異様な計算能力を持つストリートチルドレン―深まる一方の謎を抱え、一弥は風邪で寝込んでいるヴィクトリカに電話をする。“知識の泉“は距離の壁を超え、難事件を解決できるのか…!?大人気ミステリシリーズ、胸騒ぐ第3弾!!』
「GOSICK Ⅳ」 桜庭一樹
『季節は初夏。今日も図書館塔最上階、秘密の小部屋で読書にふけるヴィクトリカの頭上に、金色の書物が落ちてきた。そこには、〈未来の汝よ。我は寓者なり。そして汝、寓者の代弁者となりて、我が愚かなりし秘密を暴け!〉とメッセージが。時を同じくして学園にやってきた謎の人物。そして、時計塔で起きた密室殺人…知識の泉のもと、すべての謎がひとつになるとき、王国に禁忌が白日のもとに!?人気ミステリ、急展開の第4弾。』
「GOSICK ⅴ」 桜庭一樹
『〈君は、わたしを捜せないかね…?〉あの日の囁きが予告であったかのように、突然学園から消えたヴィクトリカ。遠くリトアニアの修道院“ベルゼブブの頭蓋”に幽閉された、ゆっくりと弱ってゆく彼女を救うため、一弥はひとり旅立った。豪華列車で出会った奇妙な客たち、遠い戦争の記憶。謎の夜会“ファンタスマゴリア”の血塗られたショー。かつてこの地で何が起こったのか。そして、一弥とヴィクトリカの運命は―!?』
「GOSICK Ⅵ」 桜庭一樹
『謎の修道院〈ベルゼブブの頭蓋〉から辛くも脱出したヴィクトリカと一弥は、豪華列車オールド・マスカレード号で、一路懐かしいソヴュールへ。そこで出会った乗客たちは、それぞれ奇妙な名乗りを上げる。〈死神〉に 〈木こり〉、〈虎児〉に〈公妃〉。やがて起こった殺人事件、三つの嘘とひとつの真実、いや、もしかしたら、すべて…?誰もが誰かを演じる仮面舞踏会の夜、深まる混沌にヴィクトリカの推理が冴えわたる!!』
面白かったです