死亡フラグが立ちました!」七尾与史 宝島社文庫
『“『死神』と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、
24時間以内に偶然の事故によって殺される”。
特ダネを追うライター・陣内は、ある組長の死が、
実は死神によるものだと聞く。
事故として処理された彼の死を追ううちに、
陣内は破天荒な天才投資家・本宮や、
組長の仇討を誓うヤクザとともに、
死神の正体に迫っていく。
一方で、退官間近の窓際警部と新人刑事もまた、
独自に死神を追い始めていた・・・。』
惜しいな~
終盤手前までは良かったのに
ラストが私の嫌いな終わり方でした、
「犯人の死体が見つからない」パターンも嫌いですが
どっちつかずの終わり方が一番嫌いです!
他にも「今の彼にとって引き金を引くことは、
テレビのスイッチを入れるのと
同じような感覚なのかもしれない」とあるが、
私の感覚ではスイッチを切る、だと思うのですが?
他にも私の感覚と間逆の例えがあり
共感が持てませんでした。
解説を読むと応募原稿の半分に改稿になっているそうで
後半の高速サスペンスと言うが慌てて
後半カットした感じがしました。