「雪虫」 堂場瞬一 中公文庫
『俺は刑事に生まれたんだ―
祖父・父を継いで新潟県警捜査一課の
刑事となった鳴沢了は、
晩秋の湯沢で殺された老女が、
かつて宗教教団の教祖で、
五十年前に殺人事件にかかわったことを突き止めた。
了は二つの事件に関連を確信するが、
捜査本部長の父はなぜか了を事件から遠ざけるのだった。
正義は、そして歳月は、真実を覆い隠すのか?新警察小説』
普通の警察小説でした?
捜査本部の父親が捜査をしないように
言うこと自体怪しいし、
五十年前の事件も怪しかったですね、
警察内部の変な縄張り意識や出世のための
横やりが無い分読みやすかったです。
シリーズとして今後読みたいとは思わないです。