「後巷説百物語」 京極夏彦 角川文庫
『文明開化の音がする明治十年。
一等巡査の矢作剣之進らは、
ある島の珍奇な伝説の真偽を確かめるべく、
東京のはずれに庵を結ぶ隠居老人を訪れることにした。
一白翁と名のるこの老人、
若い頃怪異譚を求めて諸国を巡ったほどの不思議話好き。
奇妙な体験談を随分と沢山持っていた。翁は静かに、
そしてゆっくりと、今は亡き者どもの話を語り始める。
第130回直木賞受賞の怪奇時代小説の金字塔!』
いきなり時代が変わって少し戸惑ったが
相変わらずの仕掛けが気持ちいい良かったです。
ただ新たな四人のやり取りが話の腰を折ってしまい
話が先に進まなくってこの分厚い本を読むのが大変でした。
京極さんの本は平均700ページあり
どれも読むのが大変で普通に本屋で買うにも
値段が高いし・・・暫くは読まないかもしれないです。