「目線」 天野節子 幻冬舎文庫
『建設会社社長の堂島新之助が、
自身の誕生日にベランダから落ちて死亡する。
宴の場に集まっていた家族ら11人にアリバイがあり、
警察は自殺として処理する。
そして、初七日。哀しみに沈む堂島邸で、
新たな犠牲者が。新之助の死は、
本当に自殺だったのか?
疑念を抱く3人の刑事は、
独自の捜査を開始する。
愛憎渦巻く一族の悲劇を描いた長編ミステリ。』
残念!
ドラマ化で予告を見てしまったので
仲間さんの状況が分かってしまい
原作の驚きがなくなってしまった。
でも分かっていなくっても
驚きはなかったかもしれませんが。
これが本当の警察の対応だと思いますね、
名探偵や名刑事がほんのちょっとの違和感で
殺人事件と判断することは本当の警察では
あまりないにではないでしょうかね、
実際に殺人事件を自殺と判断した事件も
多少はあるのではないかと疑ってしまいます、
本作はミステリとしては王道でしたね。
ドラマの回想シーンで
黒スーツでサングラスの男たちが
子供を奪い取る所はちょっと
滑稽でした( ´艸`)