「純喫茶磯辺」 吉田恵輔 竹書房文庫
『磯辺祐次郎、39歳。8年前に離婚し鳶職をしながら
ひとり娘の咲子と暮らしている。
そんなある日、父親が急死したことで、
祐次郎のもとに多額の遺産が舞い込んできた。
働く気が失せた祐次郎は、
現場に行かずにキャバクラに通いつめる有様。
咲子の冷ややかな視線に負けて仕事を探そうとした矢先、
何気なく入ったカフェで祐次郎が目にしたのは、
マスターと女性客との仲睦まじい姿だった。
「喫茶店のマスターになれば俺もモテる!」。
妄想は暴走し、客商売など全く経験のないにもかかわらず、
遺産を元手に喫茶店開業に乗り出し祐次郎。
初めは反対していた咲子も、
次第にそのアイデアに引きつけられていく。
やがて開店に漕ぎつけた、その名も“純喫茶磯辺”に集まったのは、
アルバイト従業員から客まで、あまりにも濃い面々だった・・・。』
DVDで見ていたので映画をそのまま本にした感じでした(ノ_-。)
映画はキャラクターがとっても良くって面白かったのですが
本ではもっと心の声が聞けたらよかったのに(´_`。)