「ザ・万歩計」 万城目学 文春文庫
『少年時代に大阪で阿呆の薫陶を受け、
大学時代に自分探しの旅先で全財産を失い、
はては作家目指して単身東京へ。
ホルモーでついに無職を脱するも「御器契り」に苛まれ、
噛みまくるラジオに執筆を阻まれ、
謎の名曲を夢想する日常は相変わらず。
そのすべてを飄々と綴った初エッセイ集。
文庫版あとがき「その後の万歩計」を収録。』
面白い!ますます万城目さんに惚れてしまう。
ラジオの噛みまくりで最近思うことは
ニュースを読むアナウンサーもよく噛んでいると思う
昔に比べて伝える情報量が違うと思うが
それにしてもよく噛んでいる、
たいていは笑って誤魔化しているのが気に入らない!
ゴキブリの話は共感がもてる、
ゴキブリ1匹で家族総出で退治したり、
こちらに向かって飛んできたときには鳥肌が立ったり、
この世で一番ゴキブリが嫌いだ。
話がだいぶそれたがとにかく、
にんまりとさせられる作品でした。