「警視庁心理捜査官(上)」 黒崎視音 徳間文庫
『このホトケはまる陳列されているようだ・・・
抉られた性器をことさら晒すポーズ、粘着テープ、
頭部からの夥しい流血。臨場した捜査一課に所属する
心理捜査官・吉村爽子は犯人像推定作業を進める。
警察小説に新風を吹き込む絶賛された傑作。』
「警視庁心理捜査官(下)」黒崎視音 徳間文庫
『女を辱めながら嬲り殺すことに快感を覚える
犯人の暴走は止まらない。
一方、心理捜査官・爽子は、捜査本部の中で孤立を深めていた。
存在自体を異端視される中、彼女は徐々に猟奇殺人の核心に迫る。
息をもつかせぬ展開、そして迎える驚愕の結末!』
猟奇殺人よりも警察内部のいがみあいと縄張り争いや
出世欲や政治家等が絡んだり、
失敗すれば犯人逮捕より身内の粗を捜して
責任の擦り合いの方が怖い、
こうゆう本を読むと警察への不信感が募る。
その分規制の少ない探偵小説の方が面白いです。