「永遠の0」 百田尚樹 | ブラックホール・フィールド


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「永遠の0」 百田尚樹 講談社文庫


『「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために。」


そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。


終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。


天才だが臆病者。想像と違う人間像に戸惑いつつも、


一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、


明らかになる真実とは。』




凄い作品に出会えました!


「2009年最高に面白い本大賞文庫・文芸部門BEST10」で


1位になった作品です。


普段戦争ものや恋愛小説を読まず推理小説やSF等を読むので


本を読んで泣いたことが無いのですが、


この本は自然と涙が滲んできて気がつくと泣いていました。


エリート将校や日本の国に対して怒りを感じましたが、


一番怒ったのは新聞記者の武田!


特攻隊をテロリストと決めつける偏った考え方に物凄い怒りを感じました。


デビュー作と言う事で私の苦手な文書が数か所あったくらいで、


今年1番の作品と言っても良い本でした。


めったに人に本を進めないのですがぜひ多くの人に読んでほしいですね。


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