「親鸞の不在証明」 鯨総一郎 詳伝社
『歴史の謎を求め旅する六郎太と静。
親鸞縁の寺で、浄土真宗中興の祖蓮如が二人の語ったのは、
ある村での陰惨な連続殺人だった―。
豪農五条丸家に婿入りした寛八郎。美しい妻・葵との、
何自由のない暮らしのはずが、周囲には不穏な空気が漂っていた。
奇妙な因習、禍々しい儀式・・・
そこは独自の神を祀る異信仰の村だったのだ。
そして惨劇は起こった。
使用人が謎の鎧武者に殺されたのだ。
財を狙う盗賊か?邪教の民への警告か?
蓮如が旧家の秘密を暴く時、六郎太は時代を超えた、
もう一つの“大仕掛け”に気づく!』
前の3作とはガラッと変わって歴史ミステリーでした(^∇^)
表紙のとぼけた絵とは裏腹に陰惨な連続殺人の謎と
歴史の謎のカラクリが面白かったです
鯨さんの作品は歴史ミステリーの方が
私は好きです