「ターン」 北村薫 新潮文庫
『真希は29歳の版画家。
夏の午後、ダンプと衝突する。
気がつくと、自宅の座椅子でまどろみながら目覚める自分がいた。
3時15分
いつも通りの家、いつも通りの外。
が、この世界には真希一人のほか誰もいなかった。
そしてどんな一日を過ごしても、
定刻がくると一日前の座椅子に戻ってしまう。
ターン。いつかは帰れるの?それともこのまま・・・
だが、150日を過ぎた午後、突然、電話が鳴った。』
だいぶ昔に映画を見てあるブログで紹介されていて
原作を読みたくなりました
「君は、・・・」で始まり?誰?一人称ではなく二人称?
なじみのない文法で戸惑いながら読み進めて、
後半にやっと納得しました。
表現が綺麗で気持ちよく読めました
そして新ためてDVDを借りて見てみましたが
これには「君」の存在がなかった
レストランのシーンはあまり必要性が分からなく、
独り言を言ってるのが映画だと気味悪く感じた(;^_^A
柿崎が突然真希の家に現れたのは違和感があったな
時間が原作と違っていたのに何か意味があるのか
気になった(゚ー゚;