「鴉」麻耶雄嵩 幻冬舎 1999年発行
『弟・襾鈴の失踪と死の謎を追って、
地図にない異郷の村に侵入した兄・珂允。
襲いかかる鴉の大群。四つの祭りと薪能の儀式。
蔵の奥の人形。錬金術。嫉妬と憎悪と偽善。五行思想。
足跡なき殺害現場。連続殺人。
人殺しの手に現れるという奇妙な痣。
盲点を衝く大トリック。
村を支配する大鏡の正体。
ふたたび襲う鴉。そして、メカルト鮎が導く、
逆転と驚愕の大結末。
「‘98本格ミステリ・ベスト10」
(東京創元社)第1位に輝く神話的最高傑作!』
地図にない異郷の村という世界感は好きですが
名前や地名が読むのに難しすぎて読む速度が上がらなかった、
結末も納得できるものではなかったし
幾つか謎が残っていて消化不良です、
題名が「鴉」の意味が分からないせめて
「赤い鴉」位なら少しは納得できそうです