「ぼくのメジャースプーン」辻村深月
講談社文庫 2009年発行
『ぼくらを襲った事件はテレビのニュースより
もっとずっとどうしようもなくひどかった-。
あの日、学校で起きた陰惨な事件。
ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、
言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。
チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ。』
不思議な力を持った事で悩み傷つき一つの決断をした
小学4年生の男の子と力を持っている大学教授との
会話がやるせないけど大人同士の会話みたいでした、
ウサギを惨殺した犯人にどうけじめをつけさせるのか
考えれば考えるほど分からなくなります、
そして囁いた言葉は驚きでした結果
犯人がどうなったのか分からなかった(ノ_-。)
10年後に分かるのかな?
辻村さんの作品では一番読みやすかったです