「そして静粛の扉を」黒武 洋
新潮文庫 2005年発行
『卒業を翌日に控えて高校で、
突如として発生した学校ジャック事件。
武器を手に、生徒を人質に取ったのは、
普段目立たない中年女性教論だった。
彼女の周到に練られた計画と驚くべき戦闘力は、
対峙した警視庁捜査第1課の精鋭「特警班」さえをも翻弄する。
焦燥し、混乱する警察、保護者を前に、
一人また一人と犠牲者が・・・。
第一回ホラーサスペンス大賞を受賞した衝撃の問題作。』
自分の欲等の為に普通に暮らしている人達を
傷つけたり殺したりしても
何の罪の意識が無い生徒達に
女性教師が立ち上がる
不謹慎かもしれないがとっても好きな
理想の犯人ですね凄く面白かった≧(´▽`)≦
今までの犯人は殺す前に長々と話すのが
いつも気になっていたので何の躊躇もなく
人を殺すのがテンポ良かったです
ラストは予想外の展開に驚かされましたね
ただ読みにくい漢字が一瞬読むスピードを遅れさせたのが残念でした
:私の読み取り漢字能力の無いせいですが(;^_^A