「子どもたちは夜と遊ぶ」上 辻村深月
講談社文庫 2008年発行
『大学受験間近の高校三年生が行方不明になった。
家出か事件か。世間が騒ぐ中、
木村浅葱だけはその真相を知っていた。
「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番―」。
姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。
孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、
さらなる悲劇を呼んでいく。』
「子どもたちは夜に遊ぶ」 下
『「浅葱、もう少しで会える」『i』は
冷酷に二人のゲームを進めていく。
浅葱は狐塚や月子を傷つけることに苦しみながら、
兄との再会のためにまた、
人を殺さなければならない―。
一方通行の片思いが目覚めさせた殺人鬼『i』の
正体が明らかになる。
大人になりきれない彼らを待つ、
あまりに残酷な結末とは。』
なかなか読みごたえのある本でした
伏線もよく効いていてなるほどと納得しましたが
後半ヤヤコシイくて混乱しますね( ´艸`)
後味は少し悪いです。