「長い腕」 川崎草志
角川文庫 平成16年発行
『ゲーム制作会社で働く汐路は、
同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。
衝撃を受ける彼女に、
故郷・早瀬で暮らす姉から電話が入る。
故郷の中学で女学生が
同級生を猟銃で射殺するという事件が起きたのだ。
汐路は同僚と女学生が同一のキャラクターグッズを
身に着けていたことに気づき、
故郷に戻って事件の調査を始めるのだが・・・。
現代社会の「歪み」を描き切った衝撃のミステリー!
第二十一回横溝正史ミステリ大賞受賞作。』
不可解な殺人が起きて「呪い」の類かと
思ってましたが違うみたいでした
テーマにある歪みが影響していたようです
インターネットの恐ろしさや
護身用グッツに頼り過ぎても
危険だとちょっと違う所で
納得してしまいました
ゲーム会社の内情が見えたのが
結構面白かったです