「カタコンベ」 神山裕右 講談社文庫
『水没するまでのタイムリミットは約5時間。
それまでに洞窟に閉じこめられた調査隊を
助け出さなければ・・・。
「もう同じ過ちを繰り返さない」。
強い決意を秘めたケイブダイバー東馬亮は、
単身救助に向かう。
大きな闇に包まれた洞窟には、
5年前の事件の真相と、殺人犯が潜んでいた。
第50回江戸川乱歩賞受賞作。』
そんなに洞窟小説に期待してなかったので
これほど面白いとは思わなかったです
初めに得体の知れない獣に襲われ
どんな怪物が出てくるのかと思ってたが・・・
いきなりの夢落ちでテンションが下がってしまったが
読み進めるうちにどんどん引き込まれていきました
10年前の犯人を2人にに絞ったが
見事に外れました(*^▽^*)
洞窟のシーンはあまり圧迫感はなかったけど
面白かったですが
やはり獣の骨の疑問が
残りスッキリしません
希望を言えばラストで
「意識を失う瞬間暗闇から3匹の獣の瞳が
東馬を見つめていた」(親子って意味ですが)
みたいなのが好きなんですけどもね( ´艸`)