『時は平安時代。高名だか傲慢な絵師の良秀は、
貴族の大殿様に頼まれた地獄の絵が描けずに苦しんでいた。
凄烈な劫火に灼かれ、悶え苦しむ美しい女-。
それを自分の目で実際に見たいと良秀は望む。
そこで大殿様は、残酷な方法を思いつき・・・・・。
芸術のために全てを犠牲にするエゴイズムを凄絶に描いた
表題作のほか、「羅生門」、「蜘蛛の糸」、「鼻」、「藪の中」など
著者の代表作を収録。』
色々な縁があって芥川龍之介の作品を読む機会が出来ました
北村薫「六の宮の姫君」からよく行くブログさんの紹介
違う目的で行った本屋ですぐに目に止まり少し迷ったけど
購入しました。
「地獄変」は多分テレビであらすじの様な物を見た事がありました
先が分かっていたから読みやすかったです
大殿様も恐ろしかったけど良秀ももっと怖かった。
「奉教人の死」は読みにくくって学校の国語の授業で
本を読まされてる感じで分かりにくかった。
「鼻」「トロッコ」は気に入りました。