五十嵐貴久「TVJ」 | ブラックホール・フィールド



文春文庫  ¥620


解説:温水ゆかり

『お台場にあるテレビ局が、72時間テレビ生本番の最中に、
正体不明のグループにのっとられた。
劇場型犯罪に翻弄される警察。
犯人たちの真の狙いは何か?
30歳を目前にした女子経理部社員が、
人質になった恋人を救うため、
たったひとりで立ち向かう。
手に汗握る、
著者の全てが詰まった幻のデビュー作。』


正直「ダイ・ハード」と他の映画の内容と大分かぶってる。
最初の犯人の要求と警察の対応でおおよその犯人の目的に見当が
ついてしまって2回目の爆発で90%確信できたから少しつまらなかった。

ラストもあまり好きな終わり方じゃなかったし、
警視正にもう少し最後活躍して欲しかった。
まだ気になるとことが沢山ありますが幻のデビュー作なのでこの辺で(*^▽^*)


最弱のOLが独りで逃げ回り女性社員という事で犯人に油断ができ
局内という場所的に優位な事を最大限に生かし
奇想天外な行動するのは面白かった。


*「リカ」を書いた人が五十嵐氏とは気がつかなかった。

(ストーカーのようなお話だったような、ちょっと記憶があいまいです)