文藝春秋 川上未映子「乳と卵」 | ブラックホール・フィールド



以前紹介した「乳と卵」読み終わったー


正直疲れた・・・


豊胸手術と初潮という未知の世界で


男には理解できなくて


馴染みのない大阪弁に苦労しましたが


最大の敵は





行間の狭さ・・・


これは文藝春秋の事情で一冊の本を


圧縮したことで100ページ位あるのを


47ページに収めた為で仕方がないことですがね。


まだ読んでない方は是非本で読むことをお勧めします。


この大きな失敗をしましたが


文体は樋口一葉さんに影響されたとインタビューで語ってたように


カギ括弧や句読点が少なく何処で区切っていいのか分からず


息継ぎが出来ず呼吸困難になりそうでした(-^□^-)


数箇所共感出来る所もあり不思議な作品でした。


最後の卵を割るシーンで巻子が卵を割れなかった所で


笑ってしまい、後はよく分からなくなってしまった(´_`。)


やっぱりこういうジャンルは私には合わなと再確認しました。


でもこの文体ならミステリーを書いたら面白そうなので


ぜひ機会があったら書いてもらいたいと思いました。