最終話

フィンチは受付で堂々たる態度で

ビルから全員を避難させるよう警備員を脅します。


「あんたの新たな一面が見られたよ

ぞっとしたぞ

なかなかいい


敵のビルに侵入し、通気口から催眠ガスを流します。

リースはフィンチにガスマスクを手渡しながら


昼寝の時間だ



サマリタンがニューヨークの大型ビジョンを通してフィンチにメッセージを送ろうとします。

フィンチは答えます。


「人は嘘を生きるほうが幸せなこともある

しかし、この世界のすべてを嘘にはさせない」



フィンチはリースを守ろうと金庫に閉じ込め、

マシンをいれたアタッシュケースごと巡洋艦ミサイルに撃たせるため、あるビルの屋上へやってきます。

隣のビルの屋上から、リースの声が聞こえます。

リースはあらかじめマシンと取引し、フィンチのアタッシュケースから自分のアタッシュケースにマシンを

入れ替えていました。

フィンチはリースに死なせるわけにはいかないとパニックになっています。

呼び方もいつのまにか『リースくん』から『ジョン』に変わっています。


言っただろ

借りはまとめて返すって

俺の流儀だ




フィンチはマシンから、リースがフィンチに雇われていなかったら
 
その後の人生がどうなっていたかのシュミレーションを見せられていました。
 
あの自暴自棄になったリースの地下鉄での登場シーンの続きは
 
ニューヨークの湾岸で死体として見つかるという結末でした。
 
フィンチと出会ってからの人生は、リースがいうところのおまけの人生なのですから
 
リースにとって、フィンチを死なせるという選択肢はなかったのです。
 

「リースくん…ジョン

こんなことさせるつもりはなかった」



「これでいい

これが俺の仕事だ

あんたにひろわれて仕事をもらった

生きる目的を

それ以来、俺はずっと

必死で世界を救おうとしてきたが

一度に一人ずつ助けたって変わりゃしない

だが気づいたんだ

たった一人でも救えれば

それでいい

充分だ




リースが敵と銃撃戦をしながら瀕死になりながらもマシンを守りながら使命を果たそうとしています。

マシンがその姿をそばでみて独り言(ルートの声)を始めます。
 
 
「・・・

そして気づいたの

人には重要な瞬間があるってことを

どんな人間かわかる瞬間が

それはたいてい最期のとき






誰もいなくなったアジトでマシンがアナログのテープにつながり

遺言のようなメッセージを流しています。

ルートの声で語りかけます。



「人はみな死ぬときは独り

でも

誰かに何かを残せれば

誰かを助けたり

誰かを愛したり

もし誰かたった一人でも覚えててくれるなら

ほんとうに死ぬことはない
 
 
 
 
 
とうとうファイナルシーズンです。
 
 
あらためて考えると、今のアメリカのドラマではダントツに思えますが。
 
もっとこうインパクトのある日本語タイトルだったら、知名度は今以上だったでしょうね。
 
 
第01話

秘密のアジトに戻ってきたリースとフィンチ。

アジトの入り口にダミー用に設置したチョコバーの自販機で

チョコバーを買う男がのんびり商品を選んでいます。

一刻を争うリースは、不本意ながら男をぶちのめして気絶させます。

 

「なんてことを」


どうしてだ?

砂糖は体によくないだろう



第03話

CIAの工作員だったころのリースは、何の感情も見せず暗殺ができる男でした。

現場に一緒にいた女性上司のカーラが、なぜリースがCIAにスカウトされたか

リースが孤独だったからと理由のほかに次のようにつづけます。

 

普通の人生を望んでない。知らないから欲しくもない。

だから、選ばれたの。だから、この仕事に合ってる」


第06話

良家の結婚式で、花嫁の家の専属カメラマンとして幸せな人生を撮ってきたマギーと
警護として潜入したリースの会話。
 
「15年、ターナー家の写真を撮ってるの

ご家族を守ってきたつもり。皆さんは気づいてもいないでしょうけど」


よくわかる


第08話

感染により一時封鎖された救急病院にリースはいます

危険なウィルスの拡散の恐れがあるため、医者は検査が終わるまで

患者を隔離しないといけないといいます。


ひざを怪我させてでも、誰一人外には出さない


第09話

爆弾作りの名人、ラウルのところへイライアスがフィンチとともにやってきます。


「イライアス、死んだと思ってた」


それでもよかったんだが、おもしろくないだろ

ラウルにニューヨークを混乱に導こうとしている依頼人の名前を聞き出そうとします。

ラウルはイライアスに拷問されても、依頼人の仕打ちのほうが怖いと口を割りません。


「頼むよ、ラウル

死ぬ以上にひどい仕打ちがあるか?


ニューヨークに混乱をもたらそうとしていたのは、
リースたちが守ろうとしていた被害者本人(イーストン)でした。

リースとライオネルから逃げ延びますが、通りでフィンチに声をかけられます。

フィンチは、イーストンに出頭するように説得しますが銃を向けられます。

イーストンの背後からイライアスが現れます。


イーストンは、イライアスに停戦といこうと言い、銃をおろし説教じみたことを言い出します。


「気をつけろ

思いやりと信頼は人を弱くする

悪用されやすい



哀しい男だな

そういうやつは負ける


車に乗り込んで走り去るを二人は見送ります。


「あの辺ならいいだろう」

起爆スイッチを押します。


呆然としているフィンチを見て


「おいおい、ハロルド

なぜ私を連れてきた

これを期待してたからだろ?


リースは、ライオネルを守るために真実を隠していました。

ライオネルは、一人蚊帳の外になっていることを嫌い、リースたちに信頼をなくし始めていました。

暴走し、逆に身の危険を顧みなくなっているライオネルに、リースは真実を話すことを決心します。

そのやりとりを聞いていたフィンチはリースに念を押します。


「リースくん、ほんとにいいのか?

そうするのが正しいことだと君は思うのか?」


道はひとつだ

互いを信頼する


第10話

マシンの声が聞こえるルートは、マシンの声をフィンチに伝言します。

ルートは、マシンがサマリタンにやられてしまうことを心配しています。



「(フィンチがマシンに)名前をつけなかった理由は知ってる。

誰だって殺すことになるかもしれないものに

名前はつけない



でも、彼女はあなたの子どもよ



こんなときでも彼女は何も言えないのよね

あなたが声を与えなかったせいで




「マシンに名前をつけなかったのは

時が来れば、マシンが自分で選ぶと言い出すんじゃないかと思ったからだ。

それに声ならクローズシステムでも与えられる。

誰の声にしたい?



彼女は大人よ

選ばせたら?
名前みたいに
 
この回のラストシーンへの伏線です。


マシンが次の対象者としてだしたのはフィンチでした。

リースたちは、フィンチを守るため先手を打つ作戦に出ます。

殺し屋たちを送り込むダミー会社に乗り込み、責任者の部屋に通されます。


「ライオネル、聞こえるか?」


「なにも」


ヤバいってことだ


イライアスは、フィンチを低所得者用アパートに匿います。

しかし、日常との微妙な違いを探知するサマリタンはフィンチの居場所を探り当て

殺し屋を差し向けます。

イライアスはフィンチを何とか逃亡させようとします。


「ハロルド、エレベーターのボタンを押してくれ」


「敵が乗っていたらどうする」


「乗ってるだろうな」
 
フィンチはエレベーターのドアを開けます。


生きてはいないが

イライアスの部下たちにエレベーターの中で殺られちゃってました。

なんとか生き延びれたと思った瞬間…



今度は正真正銘

イライアスは死んでしまいます…


リースのポーズが若干ホレイショっぽい。


フィンチはサマリタンの手先に拉致されますが

ルートが助けに来ます。


「もう耐えられない

みんな死んでしまった…

イライアスまでが…」


決めたのは彼ら自身

信じる何かに命をかけたの



そしてルートまでが…


その後、マシンが自分の声として選択したのは

ルートの声でした。



フィンチもサマリタンへの宣戦布告の覚悟を決めるのでした。




 
『リアルバットマンシリーズ』も含め、このドラマの台詞に

ところどころ見え隠れする

【禅】

の思想がいいです。

決して勘違いじゃなく、しっかり研究してるなっていうのが滲み出ています。

このドラマが日本人に受けるのもそういうところがあるからじゃないでしょうか。

シーズン4ラストまで。



第20話

カーターと話している回想シーン



結局、物事はなるようにしかならないってことを言っただけだ」

×     ×     ×

背後に立った男に対し、振り向きざまに



忍び寄るのはやめたほうがいいぞ

×     ×     ×

カーターと話しているのは、死にかけているリースの幻覚でした。

愛した女性を失ったことをいいわけにして、他人を締め出しているリースに

痛いところをつきます。



あなたが今孤独なのは、自分をさらけ出そうとしないからよ





あなたを心配して心にかけてる人たちがいる。

あなたは愛されてる。受け入れればいいの。

前に私に言ってくれたじゃない

望んでも望まなくても、君は一人じゃない

あなたも同じ




第21話

イライアスとドミニクの抗争は激化し

とうとうイライアスはドミニクに追いつめられます。

イライアスを救いに来たリースも拷問され一緒に縛られます。



「いつも以上に落ち着いてるな、こんな状況なのに」



「最近、山に遠出して、昔の友人(カーター)に会った。

失くしてたものに気づいたよ」



「なんだったんだ」



生きること

×     ×     ×

フィンチとルートは、サマリタンの本部へそうとは知らず乗り込んでしまい捕まります。

ルートは、ルートの宿敵だったサマリタンのマルティーヌに、

フィンチに手を触れたら殺してやるといいます。

マルティーヌは、挑発するようにフィンチに近づきます。



『(フィンチは)死ぬ時も叫び声なんてあげなさそう』と言いながら

ルートのそばに戻ってきて、一瞬スキをみせます。

ルートは、マルティーヌの首をひねって殺します。



死んじゃった。叫びもせず



×     ×     ×

イライアスは、追いつめられたふりをして

ドミニクを嵌めて、No2のリンクを射殺させます。

イライアスに嵌められたとわかったドミニクは銃口を向けます。

イライアスは、目的は果たせたといった後続けます。



「なあ、ドミニク

君のせいで友が死んだぞ

どんな気分だ?




第22話(最終話)

“マシン”を生き延びさせるための賭けの手段をしようと試みます。

成功するかどうかわかりません。

おまけに作業の場は敵の“サマリタン”に囲まれます。



「すまない、リース君

当初こんな事態は想定していなかった

君には…」



「いいんだ、ハロルド

好きでこうしてる







×     ×     ×

外の敵を襲撃に行く前にフィンチとルートにひとこと



夜風にあたってくる

×     ×     ×

脱出に成功したフィンチとルートは、リースの姿を探します。





リースが車の陰から現れ、フィンチは安心したように『無事だったか』と尋ねます。



今死ぬと、年金が出ない



ネタバレになりますが

この回で、ドミニクは射殺され、イライアスも何者かに狙撃されます。

なんとなくイライアスは生き延びてそうな感じでしたが、

シーズン5ではどんな役割になるんでしょうか。


敵役なんだけど、魅力的なキャラベスト3

第3位
『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』 ウィンターソルジャー


あまり期待しないまま観たら大当たり。

アベンジャーズシリーズはバカみたいだけど、これは大人の映画でした。

ラストの二人の戦いは、結構泣けます。



第2位
『レオン』 スタン・フィールド


ゲイリー・オールドマン入門講座の映画でした。

『ベートーヴェン 不滅の恋』は個人的には泣きのツボど真ん中です。



第1位
『羊たちの沈黙』 ハンニバル・レクター


ラストの“I'm having an old friend for dinner.”て台詞の本当の意味は・・・

恐怖で泣けます。