恋は、遠い日の花火ではない

かつてのサントリーオールドのキャッチコピー


この言葉が胸にしみるのは、
年を経るごとに、恋は

まるで懐かしいふるさとのように
「遠きにありて思うもの」になりがちだからだろう


『スイート リトル ライズ』に登場する
瑠璃子は夫の聡に
「この家には恋が足りないと思うの」と、つぶやく

生活感のない
おしゃれ感度100%みたいな夫婦生活の中で
彼女が、そしてまた夫の聡が求めていたものは
きっと“熱”なんだろうなぁ


性欲や独占欲、
お互いを理解するために必要な衝突、
そうしたものにフタをして暮らすのは
ラクだろうが、物足りなさを感じるもんでしょう

こうして夫婦はそれぞれ
別の誰かと恋に落ちてゆき…
というのがメインストーリー

内容の可否については
3月の公開以降にご覧になって
個々で判断していただきたいと思う


オマケに、注目の俳優陣のワンショットをお伝え!


●「なぜ?」と言う中谷美紀がセクスィー

「なんで?」ではなく、「なぜ?」…文語調のせいか、
澄んだ声で発声されると、最高にエレガンス!
女子のみなさん、これからは「なんでぇ?」じゃなくて
「なぜ?…」って言ったほうがいいですよ!!


●大森南朋の鼻息は何かのメッセージ?

困ったとき、やるせないとき、
聡役の南朋は鼻から息を吐く。ススーッ~、と。
ほかの役柄のとき、南朋は鼻息を出してない。
とすれば、鼻息=聡なのか…、
そう言われれば、そんな感じの男だった。聡は。


●お願い!池脇千鶴、痩せて!

振り返るとそこにかわいい後輩が…
いるはずなのに、オバちゃんみたいなぽっちゃりちゃんが…
と思ったら池脇千鶴だった!!
『ジョゼ~』のときのみずみずしい千鶴ちゃんはどこに!?
とはいえ、さすがに演技は毎度のごとくの匠

無邪気と強引、完璧なる引き際などを駆使して
先輩を落としていく様は千鶴オンステージでした


●「普通の女」を演じきった安藤サクラ

これ、もしかしてドキュメンタリー?
と思うぐらい、彼女の演じる「普通女子」は
すごく普通っぽかった
個人的には彼女に助演女優賞をあげたいと思う
そういえば、この人、ケラ監督の
『罪とか罰とか』でも、おもろい演技してたな~
しかし、奥田瑛二の娘ってのは驚きだ