ワインテイスティングでは、口に含んで、飲み込まずはきだすという事をしていますよね。仕入れのために沢山のワインを試飲する時には、酔ってしまってはいけないですし。

   あの吐き出すカップは、吐器(トキ)といいます。こういう字だと思う。学校でのテイスティングでもこのトキが用意されています。

  でも、私は「講義は、基本飲みにいっている」ので、使いません。おいしくいただいて帰ってきます。だいたい6つのグラスが用意されていて、大した量ではないと思うのですが、酔っ払いますね。40分ぐらいかけてゆっくり飲むのが効くのかなあ。

  実はワインは、昨年の4月から学校に通って勉強しようと思っていたのだが、コロナ禍で開講が伸び、9月末からやっと開講した。再び緊急事態宣言が出て休講となり、次のステップのワインエキスパート受験の対策講座と被る事になった。残りの講義は、対策講座が終了後に振り替えでうけることにした。受験対策講座は3月スタートなので、あと1回旧クラスの講義を先にうける。久しぶりだなぁ。

 ワインを勉強しようと考えた理由のお話です。

 「このワインどう?」と聞かれた時に、「よくわからないけど、おいしい」とか「よくわからないけどちょっと渋い」と「よくわからないけど」前置きをするのは、何故かなと考えてました。

 ワインは、色々と蘊蓄を語る人がいるなか、知識がない自分がストレートに自分の意見を言いずらいと感じていたからだと思います。日本酒や他のアルコールの時は、自分の好みをストレートに言えるのに、何故か。今まで何十年とワインを飲んできているのに・・・。

 「よくわからないけど」と言わずに自分の好みを言えるようになりたいなというのが、ワインを勉強し始めた理由です。