参照:OshiroTV2さんのYouTubeチャンネル
ソーマトロープとアニメーション
アニメーション史・映像史を考えていくうえで、そのはじまりとされる玩具として、ソーマトロープ(1824年)、フェナキスティスコープ(1832年)、ゾートロープ(1834年)、プラキシノスコープ(1877年)が挙げられます。今日はその中でもはじまりのはじまり、ソーマトロープ(1824年)について考えていきたいと思います。
ソーマトロープ(Thaumatrope)とは、1924年にイギリスで発明された玩具です。残像を利用することで視覚を惑わす、機械式光学玩具の1つとされております。このソーマトロープという玩具は、映画やアニメーションの歴史の中では非常に重要な意味を持っており、映像史やアニメーション史を学ぼうとすると、ほとんどの場合は最初のうちに学んでみたり、あるいは実際に触れたり制作してみたりする場合があります。
では、実際にソーマトロープとはどのようにつくって遊ぶものなのでしょうか。最初に、ソーマトロープのつくり方のYoutubeを貼付けておきました。ソーマトロープは、円形の紙やカードの両面にイラストや絵を描き、その両方にゴムや紐などをとりつけ、両面が交互に素早く回転するようにまわします。その回転によって、残像の現象が生じ、それがひとつの画像に見えるようになる玩具です。回転することで両面にそれぞれ片面の残像が残るように回転ができればいいので、例えばそれを割り箸ではさみ、竹とんぼのように回して写し出すこともできます。

参照ソース:http://www.tamabi.ac.jp/mc/mc1/orient/cinema/theoryphoto1.html
このようにすると、ひとつの動きが、2つの画によってつくりだされることが体感できるのです。アニメーションや映像というのは、この動作が基本となり、連続したものを生み出していくのです。次回はフェナキスティスコープ(1832年)について述べてみたいと思います。