Your nose hair shows! | 伝説の終焉

伝説の終焉

音楽ファンサイトCSDを運営するRAIMU総帥の雑記

「ねぇねぇ!Nasって、ナスなの?ナズなの?」

とても綺麗な顔した女が急に話し掛けてきた

「えぇーっと、ナスでもナズでもどっちでもいいと思いますよ。あっでも、ライターとか、ヘビーリスナーとかは、ナスって呼ぶ方が多いかも」

昔読んだBlack Musicの本にそんなようなことが書いていた知識を、さも自分の知識かのようにしゃべった。

「ふ~ん!そうなんだぁー。でもあたしはズでいこ!だって濁点の方がかっこいいし♪」

「まぁーそうですねw」

と、笑顔で返事を返したが、初対面のこの綺麗な顔をした女は、鼻毛がこんにちはしている。

こんなことを考えている間も、オシャレなショットバーに隣通しで座った、僕と綺麗な顔の女は

お酒の入った勢いで、くだらない話を淡々と続けている

僕は、くだらない話を続けている最中、目線は、つい鼻元にいってしまっているのだが

その鼻元から見える鼻毛がまるで、訓練を受けた狙撃手(スナイパー)のように

一瞬出てきては、また引っ込んで、そらぁーもぉー何度も何度も脳天にピストルを浴びているような感じだ

綺麗な顔に鼻毛、なんということだ・・・

彼女に鼻毛でてますよ?

と、いうべきかどうか・・・

いやいや、さすがにいえない。

そうだ!僕も鼻に手をあてて、さり気なく鼻に意識を持たせれば

お手洗いなんかに行った時に、鼻毛に気がづいてくれるかもしれない

あぁーうん。この方法なら、少しは傷つけずに鼻毛くんの存在に気づいてくれるかもしれない

そしたら、僕は、彼女と暖かい家庭を築けるかもしれない。

おおっと!これは、少し頭の中で想像は飛躍しすぎてしまったな!!

さりげなく、鼻をボリボリと・・・

知ってか、知らずか?

彼女は突然に

「お手洗いにいってくるねー!あと、これと同じのマスターに頼んでおいてよー!君のおごりでねぇー」

なんて、もう素敵なくらいいい感じの雰囲気なんだけど

もうね!完全に鼻毛くんが邪魔をしてくれる

すげーよ!鼻毛!すごい破壊力だよ鼻毛!

世の中に、鼻毛ほど、成長しないで欲しい毛もないんじゃないだろうか

まぁー鼻からの細菌の防御なんだろうけど

そんなものは、知らない!

続け!!!