The Invisible Man | 伝説の終焉

伝説の終焉

音楽ファンサイトCSDを運営するRAIMU総帥の雑記

【プロローグ】


よしこ「ねぇーかぁさん!」

母さん「なーに?よしこ」

よしこ「かぁさんの、理想の男の3大条件ってなーに!?」

母さん「あらー急に、難しい質問ねーどーしたのー」

よしこ「うふふー。ちょっとねー♪」

母さん「おかしな子ねぇー」

よしこ「とにかくー3つ答えてみてよー!思いつくままでいいからー」

母さん「そーねぇー!まず1つは、優しさかなぁー。包容力的な優しさもそうだし、経済的な優しさも・・・」

よしこ「えぇーかぁーさん!それだと2つになっちゃうじゃないー」

母さん「ふふふ、まぁーでも優しさね。」

よしこ「そっかー優しさかー!もう2つ目はー」

母さん「2つ目はー。えーっと、おもしろい人かなぁー」

よしこ「おもしろいって、どんな風にー?」

母さん「えぇーっと、一緒居れば何でもおもしろいって感じかなぁ」

よしこ「ふーん。おもしろーかー。じゃーさ、じゃーさ、最後の3つ目はー?」

母さん「最後の1つは、何か特殊な技能みたいなものがあるかなぁー」」

よしこ「ほほー!それは、なんかまた変なの出てきたー」

母さん「別に、変じゃないわよー!一芸に長けてる人っていうのは、かっこよく見えるもの♪」

よしこ「ふぅーん。わかった!うん!わかった!」

母さん「なによw急にw何がわかったのよ!」

よしこ「来週の土曜日の夜、私のボーイフレンド連れてくるから、よろしくね!かぁーさん!」」

母さん「えっ!どーゆうことよ!かぁーさんは、ともかく、お父さんは・・・」

よしこ「そこをお願いっていってるの!!! あっ!時間ないから、帰るねー!お願いねーかぁーさん!!」

母さん「まったくもー困った子ねぇ・・・」






【The Invisible Man】


よしこ「ただいまー」

母さん「あらー遅かったじゃないのー」

よしこ「うん。なんか道混んでてさー」

母さん「そうなのー・・・。って、あんたお友達は・・・!?」

よしこ「うん。今、車から来ると思うけど・・・ちょっと、変わった彼氏だからさーかぁさんは、とりあえずあっち行っててー」

母さん「なによもーこの子ったらー」



母さん「お父さんー、よしこ着いたみたいですよー」

父さん「ふんっ」

母さん「まぁまぁ、不機嫌な顔だことw」

父さん「どんなヤツだった?」

母さん「それがまだお顔拝見してないですよー」

父さん「だって、今玄関いるんだろ?」

母さん「まだ車みたいなんですよ。でも、きっと、よしこが選んだ人なんだから立派な人ですよw」

父さん「ふんっ」



こうじくん「お邪魔しまーす!!」

よしこ「しまーすw」



母さん「お父さん、あたし、お茶入れてきますから」

父さん「お、おう。」




よしこ「はーい!お父さん、ただいまー」

父さん「、おう。」

よしこ「えーっと、この人が彼氏のこうちゃんです」

こうじくん「あっ、どーも初めまして。田中こうじです」

父さん「んっ。おっ・・・あれ?おい!どこいるんだ!」

よしこ「えーっと、簡単に説明するねー。彼、透明人間なんだ」

こうじくん「そうなんですー」

父さん「えぇー!透明人間だと。。。からかってるのか、おまえ」

よしこ「ほんとなんだってー」

こうじくん「透明なんですよーはいw」

父さん「バカにするなー!!!」

よしこ「これは、大真面目なのよ!父さん!」

父さん「ぬっ・・・ぬぅ・・・」

こうじくん「信じてください、お義父さん」

父さん「君にお義父さんと、呼ばれる筋合いはない!!!」

よしこ「そんなこと言わないでよーお父さん」

父さん「だいたい、いきなり家に来て、お義父さんとはなんだお義父さんとはー!」

よしこ「ねぇーかぁーさん!ちょっとーきてよー」


母さん「はいはい!お茶とお菓子ですよー」

こうじくん「あっすいません」

よしこ「おそいよーかぁさん!」

父さん「ふんっ」

母さん「ところで、どこなの?ボーイフレンドさんは?」

よしこ「うん!今説明してたとこ」

母さん「そーなの。お母さんにも詳しく説明してー」

よしこ「じゃー簡単にいうねー」

母さん「簡単にお願い」

よしこ「彼、透明人間なのー」

母さん「うふふー」

よしこ「うふふー」

母さん「なにいってんのあんた?」

よしこ「いや、だからー透明人間なのー」

母さん「昔から、おかしなこと言う子だったけど、いよいよ、本当におかしくなったのねあなた」

父さん「うおっほん」

母さん「あら、あなたどうしたの?」

父さん「いや、さっきから声だけはするし、ほんとに透明人間なのかもしれない・・・」

こうじくん「はいw 本当に透明人間なんですw」

母さん「ひぃぃぃぃーー」

よしこ「大丈夫よ!かぁさん!そのうち慣れるわ!っていうか、ほら、昨日話してた一芸に長けてる人って感じよ!」

母さん「・・・よくわからないけど、よしこがそれでいいなら。かぁさんは、いいわ・・・」

こうじくん「ありがとうございますー」


父さん「あれ?待てよ!ちょっと待て!

よしこ「どうしたのよ!大声上げて」

母さん「そりゃー突然、娘の彼氏が透明人間です。なんてなったら、薄い・・・じゃないわ、固い頭の父さんはパニックになってしまうわよ。」

こうじくん「なんかwすいませんw」

父さん「いや、そーじゃないんだ、かぁさん。よく考えたら、透明人間って言ったって、服は透明にならないだろ?だからおかしいじゃないか。」

よしこ「うふふー」

こうじくん「安心してくださいお義父さん。今日は裸できましたからw」


父さん「ぇ」

母さん「ぇ」


よしこ「かぁさんと父さんを驚かせようと思ってねぇー♪」

こうじくん「ねぇー♪♪♪」


父さん「っていうか、ブラブラじゃねぇーか」

母さん「きゃー!不謹慎よー!不謹慎!初めて顔を出す彼女の親に会うのに全裸でくるなんて!!」


よしこ「だって、どうせ見えないじゃない」

こうじくん「じゃない♪」


父さん「どんな神経してやってきたんだ!えー!もう怒ったぞ!そこに正座して座れ!」


母さん「・・・よしこ・・・あんまり父さんを怒らせないで・・・高血圧なんだから・・・」




よしこ「ごめんなさい・・・父さん、かぁさん・・・」

父さん「おまえが謝ることじゃない!」

母さん「そうよ。礼儀というものがあって、初めて心を許すのだから・・・」




よしこ「いや、ちがうくて」

父さん「何がちがうんだ」

よしこ「うーん。今ね!こうじくんトイレ言ってるから3分くらい前からいないんだよねw」



父さん「ズコー」




と、ココまでPCに向かいタイピングを打っていました。



ドンガラガッシャーン!


何の音だと、僕は玄関の方にいくと


突然変な声が聞こえたのです


「透明になっちゃうビーーーム!」




ビビビビビビビビビビ!!!!!!!!!



あぁー!続きを打とうとしていた僕の記憶が透明になって消えていく、消えていく。




続きは、透明になって書けなくなってしまったので、終わります。



世の中には、透明人間がいるのかもしれない。いないのかもしれない。



部屋でリモコンがなくなるのは、透明人間の仕業かもしれない


友達に貸した漫画が返って来なかったのも、実は透明人間の仕業だったのかもしれない(それは違うよ


小さい頃、机の角に頭をぶつけて2針縫ったのも・・・あっ!それは、完全にプロレスごっこしたからだった!(ポン!(手をこうね!こう!(どうだよ!みえねーよ




出るはずのない、かめはめ波を出そうとしていた小学生の頃が懐かしいなと感じる紳士・淑女の皆さん


そんなことしたこともないっていう世代違いの皆さん


長島皆さん。




小さい頃、お金をかけないでお父さん、お母さんにプレゼントを考えて、考えて


よーやく頭に浮かんだ、肩モミ券。


歳月は、進み、大人になったあなたに、お父さんやお母さんが言うんだ


「押入れから、こんなの出てきたわよw 肩揉んでもらおうかしらw」


まいった・・・今となっては、結構きちんと肩を揉んであげないといけない・・・

ぬぅ・・・


そんな日のために、有効期限をきちんと書いておいた

小さい頃の僕は、けっこーな子だと思いました。


ふふふふですー(タラオぽく



おしまい。



【エピローグ】

きっと、透明人間になると寂しいと思う。

誰にも気付かれないで、ただなんか悶々と自分の欲求を満たす。

犯罪だろうがなんだろうが、そこにルールが存在しないから

し放題だけど、なんつーか、透明人間無双は、無双でつまんなそーだなー


戻れるならなってあげてもいいよ(なんで上からだ



さて、部屋のカレンダーがまだ2月なので、3月にしよう。















で、あなたは読んだの?






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