昔々、あるところに
おじいさんとヒューストンがいました。
ヒューストンは、アメリカからきた留学生です。
おじいさんは、ヒューストンがいつの間にか自分の家に住んでいるのを快く思っていませんでした。
しかし、ヒューストンは、第二の故郷のようにおじいさんの家に住んでいました。
おじいさん「ヒューストン、たまにはご飯の用意を手伝ってはくれまいかのー?」
ヒューストン「いやです!絶対に!」
おじいさんは、仕方なくヒューストンの分のご飯も作ります。
おじいさんは、山に芝刈りに行きました。
ヒューストンは、街に金借りに行きました。
おじいさんが仕事を終え家に帰ると
サングラスをかけたいけ好かない連中が家の前にいるじゃありませんか!!
おじいさん「どうしたんじゃあんたら!そこはワシの家じゃが、なにかようか!?」
サングラス「やいやい!じじい!お宅に下宿してる外人に俺達、金ばー貸したんじゃが!利子も返さねーばかりか、他の金融からも金ばー巻き上げとるちゅー話になっとるばい!どーするつもりがじゃよ!」
おじいさん「あわわわわ」
おじいさんは、その場で帰らぬ人になってしまいました。
20年後、ヒューストンは、命からがら強面のお兄さん達から逃げ切ります。
著書「ヒューストンは永遠に!」では、あの時のことを、こー語っています。
「よく覚えていないんだ・・・」

「・・・・・・・・・悪いな・・・・・・・ある爺さんの依頼だ・・・・・・・・・」