ガラパゴス携帯を修理する男
今日携帯屋さんに行ったら、順番待ちしていた30代前半くらいの男性のお客さんが、店頭に展示されているスマホをいじりながら、一緒に来ていたお父さんに向かって、
「結局さ、スマホのデカイ奴とかポッケに入んないよね~、男モンのパンツのポッケには入るかもだけど、女性モンのはまず無理だね」
「しかも、世間がスマホ、スマホって騒いでいるから主流がスマホみたいなっちゃってるけどさ、ガラパゴス携帯、ガラパゴス携帯ってみんなが騒げばそれが主流になっちゃうってもんだよね~、スマホなんて大した事ないよ。」
ガラ携をガラパゴス携帯って丁寧に言ってるし、ちょっとイキってるし、なんかオモロい客いるなぁ~、って気になっちゃう存在がいた。しかも、声がデカイんだよな。
そして順番がその人の番になってさ、
「如何されました」
「この携帯(ガラ携)を修理して欲しいんですよ。」
「はい、ですが、名義がご本人様でないようなんですが~?」
「あ、親父のです。僕、使ってますが、親父の名義です。」
なんとまあ、微笑ましい。
そんな事が携帯屋さんで繰り広げられてましたが、
今日って、バレンタインなんだね。
全ての想いに、幸、あれ‼︎