夢想記 第一章 | CASCADE MASASHIオフィシャルブログ「井戸水をヒトクチ」Powered by Ameba

夢想記 第一章

昨夜は「俺達に見つからなければ逃がしてやる」とギャング団に訳の分からん因縁を突きつけられ、秘密の隠し部屋がある武装した民家で武器を構え隠れながら、ギャング団を迎え撃つという夢を見た。

高速道路をアメ車の4WDでぶっ飛ばしマシンガンで敵を振り切りながら逃げる俺。

なんとか敵を振り切り敵をまいた頃、俺をかくまってくれるという家に連絡をした。

今なら敵に気付かれないうちに隠れられるという事で、その家に向かってフルスピードで黒光りした4WDをぶっ飛ばした。

俺をかくまってくれるという目的の家。その家はいうなれば、北海道の広大に広がるジャガイモ畑の中にポツンと建っている農家のような家で、こちらからの見通しもバツグンだが、相手からも丸見えな家だった。

天井裏、床下、壁と壁の間に張り巡らされた秘密の通路を辿れば、敵に気付かれずに瞬時に移動が出来る。その家の主の旦那と奥さんはかなり頼りがいあるご夫婦で「そんなギャング団なんか、わけないさ。この家に一歩も踏み入れさせはしねぇ。キャィンキャィン言わしたる」と外の暗闇を睨んでいた。

夜中の何時頃だったろうか。月がとても綺麗で暫く見惚れていると、チラチラと闇に紛れて人影がこちらを警戒しながら近づいてくる。

~つづく~