8月5日 徳間ジャパン
ミニアルバム「ダイナミック琉球 」 発売!
現在、沖縄を拠点に音楽活動をする、いくまアキラ さん。
昔、お世話になったことがあるんです。
いくまさんは、1990年、E-ZEE BAND のボーカリスト/ギタリストとしてメジャーデビューされたのですが、その頃の名古屋のライブハウス「ハートランド」でのライブ、1990年の秋だったでしょうか、私が参加していたバンドがオープニングアクトを務めさせていただいたのです。
「E-ZEE BAND」はとてもハイセンスで、ダンサブルな曲がメチャクチャカッコ良く、ファンはもちろんのこと、音楽業界の方々からもかなり注目されていましたので、当時の私達からすれば完全に“雲の上の存在”でした。その上、私達のバンドは静岡県の浜松や掛川を拠点に活動しており、名古屋は全くのアウェイでしたから、ほとんど私達のことを知らないお客さんの前で演るということに当日は朝から緊張・・・。しかもオープニングアクトの私達が、会場のボルテージをある程度は高めておかなければいけませんから、その使命をきちんと果たさなければ・・・という気持ちと、「E-ZEE BAND」をお目当てで来たお客さん達に私達のことも気に入ってもらいたい・・・という気持ちが重なってリハーサルはアタマ真っ白状態でした。
一般的にリハーサルというものは、オープニングで出演するバンドが最後にやることで、ステージ上のセッティングをそのままに本番を迎えることができますから、この日は「E-ZEE BAND」が先にリハーサルを終えて、私達のバンドがその後にリハーサルを行いました。まあとにかく緊張しているので、数10分のリハーサル時間もあっという間に過ぎてしまったという感じでしたねー。
ところが、そんな私達がソワソワしながら楽屋へ戻ると、いくまさんをはじめとする「E-ZEE BAND」の皆さんが口々に「イイねー!」「カッコイイですね」「今日はイイ盛り上がりになりそうだね!」とそれはもう歯が浮くような(笑)賛辞を投げてくださり、オマケに本番開始時に私達がステージに上がる際にもステージ袖で「頑張って!」「ノリノリでイッちゃって下さい!」なんて笑顔で声をかけてくださったので、超勘違いが得意な私達は調子に乗って(笑)、その日のステージを無事にそれこそノリノリで終えることができたのでした。
この時に、まさに感じたことが「プロのミュージシャンの方々はなんて謙虚なんだ!」と。もちろん本音は、ガチガチだった私達のことを察して頂いてのお世辞だったと思いますが、「音楽をやっていて良かった」と強く感じた瞬間でもありました。
あれから18年たった今もギターを触り、いつも音楽を身近に感じる毎日を過ごしています。こうして今も音楽と離れず生活しているのも、演奏の楽しさからだけでなく、音楽を通じて出会った人達との素敵な思い出が数え切れないほどあったからであり、これからも楽器と関わっている限り、自分を成長させてくれる出会いや経験を得る機会が数多く訪れるということを知っているからです。
音楽に感謝!
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